日下部(くさかべ)は、日本で全国的に見られる地名・姓。古墳時代の部民制を起源とするが、具体的な由来・職掌については諸説ある。
近年の研究では、仁徳天皇の子である大日下王および若日下王のために設置された名代に由来するとするという説が有力視されている[1]。この説は『古事記』の記述に基づいたもので、一時期は疑問視されていたが、「大日下部」「若日下部」と墨書された木簡が発掘されたことにより再評価されている。
ただし部民制の施行は5世紀後半以降と考えられるため、大日下王と若日下王の死後に設置された名代の可能性がある。