日本弁護士連合会が支援する再審事件

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日本弁護士連合会が支援する再審事件(にほんべんごしれんごうかいがしえんするさいしんじけん)は、日本弁護士連合会が一定の基準の下に支援する再審事件の一覧である。

日本弁護士連合会は、基本的人権を著しく侵害するもののひとつが冤罪事件であることに鑑み、次の基準を満たした事件を、人権侵犯事件として特に支援することとしている[1]

  • 冤罪事件である可能性がある
  • 無罪等を言い渡すべき明らかな新証拠を入手する可能性がある
  • 日弁連がその救済に取り組むべき相当性、必要性がある

なお、日弁連が支援を決定した再審請求事件のうち、有罪判決の正当性を理由に支援を取り下げた例は過去に確認されていない[2][注釈 1]

日本弁護士連合会が支援する、現在再審請求中の事件は次のとおりである(2024年現在、事件発生順) [4][5]

事件名が太字となっている事件は、再審開始決定が出されたが、検察官の上訴等によって未確定の事件である。

事件名事件発生日裁判経過(確定判決(年月日・裁判所)、上訴棄却年月日) 現況
名張事件1961年3月28日1969年9月10日 名古屋高裁 死刑判決
1972年6月15日 最高裁 上告棄却
第10次再審請求棄却
(2024年1月30日 最高裁)
マルヨ無線事件1966年12月5日1968年12月24日 福岡地裁 死刑判決
1970年11月12日 最高裁 上告棄却
第7次再審請求中
福岡地裁に係属
大崎事件1979年10月15日1980年3月31日 鹿児島地裁 懲役10年ほか
1981年1月30日 最高裁 上告棄却
第4次再審請求棄却
(2025年2月25日 最高裁)
鶴見事件1988年6月20日1995年9月7日 横浜地裁 死刑判決
2006年3月28日 最高裁 上告棄却
第3次再審請求中
東京高裁に係属
恵庭殺人事件2000年3月16日2003年3月26日 札幌地裁 懲役16年
2006年9月25日 最高裁 上告棄却
第2次再審請求棄却
(2021年4月12日 最高裁)
姫路郵便局強盗事件2001年6月19日2004年1月9日 神戸地裁(姫路支部) 懲役6年
2006年4月19日 最高裁 上告棄却
第2次再審請求中
神戸地裁姫路支部に係属
豊川事件2002年7月28日2004年3月29日 名古屋高裁 懲役17年
2008年9月30日 最高裁 上告棄却
第1次再審請求中
最高裁に係属
小石川事件2002年8月1日2004年3月29日 東京地裁 無期懲役
2005年6月17日 最高裁 上告棄却
第1次再審請求棄却
(2022年12月12日 最高裁)
難波ビデオ店放火殺人事件2008年10月1日2009年12月2日 大阪地裁 死刑判決
2014年3月6日 最高裁 上告棄却
第2次再審請求中
大阪地裁に係属

再審中の事件

無罪が確定した事件

脚注

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