明日泣く (1955年の映画)
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| 明日泣く | |
|---|---|
| I'll Cry Tomorrow | |
|
トレイラーより。スーザン・ヘイワードとエディ・アルバート | |
| 監督 | ダニエル・マン |
| 脚本 |
ヘレン・ドイチュ ジェイ・リチャード・ケネディ |
| 原作 | 『わたしは明日泣こう』(I'll Cry Tomorrow) リリアン・ロス・ジェロルド・フランク・マイク・コノリー共著 |
| 製作 | ローレンス・ワインガーテン |
| 出演者 |
スーザン・ヘイワード リチャード・コンテ エディ・アルバート マーゴ ジョー・ヴァン・フリート |
| 音楽 | アレックス・ノース |
| 撮影 | アーサー・E・アーリング |
| 編集 | ハロルド・F・クレス |
| 製作会社 | メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM) |
| 配給 | MGM |
| 公開 |
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| 上映時間 | 119分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
| 製作費 | 214万7000ドル[1] |
| 配給収入 | 772万7000ドル[1] |
『明日泣く』(あしたなく、英語: I'll Cry Tomorrow)は、1955年に製作・公開されたダニエル・マン監督によるアメリカ合衆国の映画である。
女優リリアン・ロスの自伝『わたしは明日泣こう』(I'll Cry Tomorrow) を基に脚色したもので、スーザン・ヘイワードがロス役を演じた。
1956年のアカデミー賞では、ヘレン・ローズが最優秀衣裳デザイン賞を受賞し、ヘイワードの主演女優賞を始めとする3部門でノミネートされた[2]。1956年のカンヌ国際映画祭では、ヘイワードが最優秀女優賞を受賞した[3]。
8歳のリリアン・ロスは、支配的なステージママのケイティにオーディションや演技を強要されていた。ハイティーンとなったリリアンは、ミュージカル女優としてのキャリアをスタートさせる機会を得たが、20歳になってもケイティはリリアンの人生選択やキャリアを管理し続けていた。
リリアンは幼馴染のデイディッドが入院していることを知り、そして2人は恋に落ちる。デイディッドは興行会社の弁護士だったため、リリアンはパレス劇場などの大きな劇場での舞台に出演することができた。しかし、デイヴィッドは、ケイティが自分の野心を叶えるためにリリアンを酷使していると感じていた。一方、ケイティはリリアンの人生に新たな男性が現れたことで、リリアンのキャリアが台無しになると考えていた。リリアンがケイティに、デイヴィッドと結婚したいと告げると、ケイティは落胆し、リリアンが自分と同じような人生を歩むことになると予感する。リリアンの公演の初日、デイヴィッドは突然病に倒れ、そのまま亡くなる。最愛の人を失ったリリアンは悲しみに打ちひしがれる。
母の支配的な態度に反抗したリリアンは、酒に溺れる。ある夜、リリアンは酔いつぶれた状態で飛行士のウォーリーと結婚するが、翌朝にはそのことを忘れていた。2人は結婚生活を続けるが、最初から愛情のない結婚であり、2人とも酒浸りになる。リリアンのアルコール依存症は悪化し、その影響でキャリアは後退し、新たな公演に出ることもできずに財産を使い果たしてしまう。ウォーリーは「リリアン・ロスの夫でいるのはもううんざりだ」と告げ、2人は離婚する。
2年後、リリアンは同じアルコール依存症のトニー・バーデマンに恋をする。しかし、母親のために断酒をしたリリアンは禁断症状に苦しみ、隠れて酒を飲むようになる。リリアンはトニーに一緒にいてほしいと懇願し、2人は共に断酒することを誓う。しかし、結婚するとトニーは酒を飲むようになり、リリアンは激怒する。トニーに酒をやめさせようとリリアンが出ていこうとすると、トニーはリリアンを殴りつけた。リリアンはトニーの手から逃れ、ニューヨークへ移って母親と暮らし始めるが、母親と喧嘩をした後に自殺を考えるようになった。リリアンはアルコホーリクス・アノニマス(AA)のシェルターに身を寄せるが、禁断症状の振戦せん妄に苦しむ。リリアンはAAの支援者のバート・マクガイアに惹かれ始めたが、バートは幼少期に罹ったポリオの後遺症で、リリアンとの関係に慎重になる。アルコール依存症から回復中のリリアンは、テレビ番組『ディス・イズ・ユア・ライフ』に出演して、アルコール依存症の経験を語るように要請される。
キャスト
- リリアン・ロス:スーザン・ヘイワード
- トニー・バーデマン:リチャード・コンテ
- バート・マクガイア:エディ・アルバート
- ケイティ(リリアンの母):ジョー・ヴァン・フリート
- ウォーリー:ドン・テイラー
- デイヴィッド:レイ・ダントン
- セルマ:マーゴ
- エレン:ヴァージニア・グレッグ
- ジェリー:ドン・“レッド”・バリー
- デイヴィッド(幼少期):デイヴィッド・カスデー
- リリアン(幼少期):キャロル・アン・キャンベル
- リチャード・エルステッド:ピーター・リーズ
- パーティーの客ジョー:トル・エイブリー
- ラルフ・エドワーズ:ラルフ・エドワーズ(『ディス・イズ・ユア・ライフ』司会者、本人役。クレジットなし)
- ステージママ:フローレンス・ラベネル(クレジットなし)[4]
スタッフ
- 製作:ローレンス・ワインガーテン
- 監督:ダニエル・マン
- 脚本:ヘレン・ドイチュ、ジェイ・リチャード・ケネディ
- 音楽監督:ジョニー・グリーン
- 音楽:アレックス・ノース
- 撮影:アーサー・E・アーリング
- 編集:ハロルド・F・クレス
- 美術:セドリック・ギボンズ、マルコム・ブラウン
- 装置:エドウィン・B・ウィリス、ヒュー・ハント
- 衣裳:ヘレン・ローズ
- 録音:ウェズリー・C・ミラー
評価
MGMの記録によれば、本作の興行収入は北米で587万3000ドル、それ以外の国で185万4000ドルであり、293万3000ドルの収益を上げた[1]。