曲水温泉
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七曲温泉の大きな特徴として挙げられるのが溶存物質の数字(温泉の中に溶け込んでいる成分の総量)である。通常、溶存物質を基準値1000㎎以上含んでいれば温泉と称することができる。七曲温泉は14356㎎含まれている。これは一般家庭の浴槽200ℓに入浴剤を約2.9kg入れるのと同等と濃さである。
溶存物質が多く、温泉の濃度が人の細胞液の濃度よりも高い場合どのようになるか。 濃度の高いものと低いものが薄い膜を境にして接すると、水分は濃度の低い方から高い方に移動して同じ濃度になろうとする。これを専門用語で「浸透圧」と呼ぶ。同時に濃度の高い方からは水以外の成分が低い方に移動して同じ濃度になろうとする。 温泉の場合、人の体の濃度よりも低いものを「低張性温泉」(溶存物質8000㎎未満)、同じものを「等張性温泉」(溶存物質8000以上10000㎎未満)、高いものを「高張性温泉」(10000㎎以上)と区別している。 七曲温泉は溶存物質が14356㎎なので、高張性温泉に分類されます。ですから成分が皮膚を通じて体内に入りやすい温泉だということができる。
七曲温泉の効能とは すべての温泉に共通した「一般適応症」として、「神経痛」「関節痛」「筋肉痛」「五十肩」「慢性消化器病」「冷え性」「疲労回復」「健康増進」などがある。 この他に泉質による「泉質別適応症」が定められている。七曲温泉は塩化物泉に分類されるので、適応症として「きりきず」「やけど」「慢性皮膚病」「慢性婦人病」に効く。かつて、アトピーの子をこの温泉で療養させ、快癒させたという逸話も残る。