月 (浜松市)
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河川
歴史

南北朝時代に鈴木左京之進によって月と名付けられた[8]。遠江国豊田郡の一部として、江戸時代には幕府領月村であり、石高は幕府領内で121石であった[9]。その後、明治時代には月村は浜松県豊田郡に属し、1889年(明治22年)4月1日には、町村制の施行により横山村、西雲名村、大嶺村、戸倉村、谷山村、佐久村、相津村、山中村、小川村、東雲名村、伊砂村と合併して豊田郡龍川村の一部となる[10]。1896年(明治29年)4月1日には、郡制の施行により所属郡が磐田郡に変更された[10]。その後は龍川村の合併とともに、1956年(昭和31年)9月30日に二俣町、1958年(昭和33年)11月3日に天竜市[10]、2005年(平成17年)7月1日に浜松市と所属を変え[11]、2007年(平成19年)4月1日には浜松市の政令指定都市への移行に伴い、旧村域はすべて天竜区に属した[12]。
また、下流部に1972年(昭和47年)から船明ダムの建設がスタートし、1977年(昭和52年)に完成した[13]。ダム湖となった月の一部に、浜松市営天竜ボート場月艇庫が建設され、平成元年度の3月(平成2年3月)からは、全国高等学校選抜ボート大会が毎年開催されている[14]。2003年(平成15年)には第58回国民体育大会のボート競技が開催された[15]。
2014年(平成26年)3月8日から3月9日にかけて浜松田舎暮らし推進事務局の主催で「東京発 新東名に乗って 月に行こう!」と題した移住促進イベントが月を中心に開催された[16]。
2021年7月1日に新潮社から発行された伊与原新の「月まで三キロ」では同地区まで3キロを示す標識が題材となっている[17][18]。さらに同市東区の食品メーカー、ヤタローは小説の「月まで三キロ」をイメージした洋菓子を発売した[19][20]。
地名の由来
楠木正成に仕えていた源氏の一族である鈴木左京之進が、南北朝時代に12名の家来をつれてこの地に落ち延びた。そのとき左京之進は「楠木正成の心の清らかさこそ中空にかかる月のようである。吾等の心の在り方を地名に残そう。」と考え、この地を「月」と命名した。また、別説では古詩にちなみ、「今は12名となってしまったが、やがて満月のように発展しよう」と願い「月」と名付けたともされる[8]。これらの説を地名の由来として、平成27年(2015年)には天竜ボート場月艇庫付近(月光山海蔵寺前)に石碑が建立されている[8]。
沿革
- 江戸時代 - 幕府領月村、121石[9]。
- 明治時代 - 浜松県豊田郡月村となる[10]。
- 1889年(明治22年) 4月1日 - 周辺11村と合併、豊田郡龍川村の一部となる[10]。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 郡制の施行により所属郡が磐田郡に変更[10]。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 龍川村の合併により、二俣町の一部となる[10]。
- 1958年(昭和33年)11月3日 - 二俣町の合併により、天竜市の一部となる[10]。
- 2005年(平成17年)7月1日 - 天竜市の合併により、浜松市の一部となる[11]。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 浜松市の政令指定都市への移行に伴い、浜松市天竜区の一部となる[12]。
世帯数と人口
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[21]。
| 番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|
| 全域 | 浜松市立横山小学校 | 浜松市立光が丘中学校 |
かつて、公立高等学校全日制普通科に学区があった時、磐周学区の区域だった。
交通
浜松駅から自動車で約1時間、新東名高速道路浜松浜北ICから自動車で約15分を要する[16]。
道路
- 静岡県道360号渡ヶ島横山線
- 月橋(谷沢川)
バス
- 浜松市自主運行バス北遠本線『伊砂入口』バス停(月集落への最寄りバス停。なお上記にある『月まで3キロ』の道路看板もこのバス停が最寄りとなる。)
- 浜松市天竜ふれあいバス大白木線月島バス停(火・木のみ運行で祝日と年末年始は運休。事前予約制。月の集落に最も近い。)
- 全国高等学校選抜ボート大会の開催期間中は、船明ダムよりシャトルバスが運行される[22]。
- 遠鉄バス秋葉線 月バス停(かつて、朝に西鹿島駅方面1本のみの運行[23]していた。月の対岸[24]の相津に所在し、月の集落まで徒歩1時間程度を要する。なお、前記の自主運行バス北遠本線は停車しない。秋葉線の唐沢~山東間の廃止[23]に伴い、2022年に廃止された[23][25]。)
施設

天竜ボート場の月艇庫がある。全国高等学校選抜ボート大会の会場として毎年使われており[26]、2003年(平成15年)には第58回国民体育大会のボート競技会場にもなっている[15]。
- 天竜ボート場月艇庫
- 天竜林業体育館
- 湖畔の家
- 浜松市消防団天竜第7分団
- 八王子神社
- 海蔵寺