有羊膜類
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起源
石炭紀後期に四肢動物類の両生類から進化した。両生類の中からは陸上産卵する系統が何度も進化しているが、羊膜はこうした系統のひとつで、陸上に生みつけられた卵黄の多い大型卵の中で、胚の呼吸を容易にする呼吸器官として進化したと考えられている。
羊膜の存在によって、陸上で大型の胚が呼吸することが容易になったのみならず、陸上において、羊膜腔という、生理的にホメオスタシスのコントロール下に置かれた空間の中で胚が発生することが可能になり、発生プロセスにおいて外界の環境変動から胚を保護することが、より容易になった。さらに、卵殻の進化によって水分の蒸散が抑えられ、また発生に必要な水分の貯蔵庫として保水性の強い卵アルブミンから成る卵白が進化したことによって、水辺以外にも棲息範囲を広げることが容易になった。
羊膜形成のプロセス
分類
†は絶滅
- 爬形類 Reptiliomorpha
- 有羊膜類 Amniota
- 爬虫綱 Reptilia
- †無弓亜綱 Anapsida = 側爬虫亜綱 / 擬爬虫類 Parareptilia
- Eureptilia
- †カプトリヌス科 Captorhinidae
- Romeriida
- 単弓類 Synapsida
- 爬虫綱 Reptilia
- †カシネリア Casineria (初期の有羊膜類)
- †ウェストロティアーナ Westlothiana (初期の有羊膜類)
- 有羊膜類 Amniota