木之下晃
From Wikipedia, the free encyclopedia
長野県諏訪郡上諏訪町(現・諏訪市)に生まれる。1955年長野県諏訪清陵高等学校卒業。日本福祉大学社会福祉学部を卒業後、中日新聞社、博報堂に勤務し、広告写真などに携わる。音楽好きで演奏会に通ううちに、勤務地の名古屋で開催される音楽演奏会の記録撮影の仕事を得る。これをきっかけに、音楽をめぐる写真を撮影するようになる。1970年『音と人との対話 音楽家 木之下晃写真集』を自費出版。これにより、1971年日本写真協会賞新人賞を受賞。1973年、フリーランスの写真家となる。初期は主としてポピュラー音楽の演奏会を対象に、広告写真での経験を生かし、ブレやゆがみなどの効果を駆使した「音の映像化」というテーマを追求したが、80年代にはクラシック音楽を対象に、音楽家の演奏中のポートレートに取り組む。その後、オフステージの音楽家たちの肖像や、音楽の歴史をたどる紀行、世界各地のコンサートホールや歌劇場など、音楽をとりまく幅広いテーマを撮影し、音楽写真家として国際的に高い評価を受けた。
写真に対する姿勢
エピソード
写真集・著作
- 『SEIJI OZAWA―小澤征爾の世界』講談社、1981年
- 『世界の音楽家I・指揮者』小学館、1984年
- 『世界の音楽家II・ピアニスト』小学館、1985年
- 『世界の音楽家III・演奏家』小学館、1985年
- 『アメリカ音楽地図』新潮社、1987年
- 『小澤征爾とその仲間たち』音楽之友社、1988年
- 『モーツァルトへの旅』新潮社、1991年
- 『巨匠・カラヤン』朝日新聞社、1992年
- 『音楽家のオフ・ステージ』東京書籍、1996年
- 『朝比奈隆―長生きこそ最高の芸術』新潮社、2002年
- 『カルロス・クライバー』アルファベータ、2004年
- 『武満徹を撮る』小学館、2005年
- 『マエストロ―世界の音楽家』小学館、2006年
- 『MARTHA・ARGERICH』ショパン、2007年
- 『青春の音楽―PMF・SAPPORO』北海道新聞社、2009年
- 『石を聞く肖像』飛鳥新社、2009年
- 『最後のマリア・カラス』響文社、2012年