杉野英実
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経歴
1953年、三重県生まれ[1]。中学2年生の時、誕生日のお祝いに母がプレゼントしてくれたアンドレ・ルコントのケーキに感激し[2]、菓子職人を志す。1973年、ホテルオークラ東京の調理部製菓部門に入社[1][2]。フランス語学校にも通い、渡仏を目指していた[2]。1979年、念願の渡仏を果たす[2]。アルザスのホテル、スイスのホテル、レストランでデザートを担当[2]。パリでは「ジャン・ミエ」「モデュイ」「ペルティエ」と名店を渡り、最新のフランス菓子づくりを吸収する[2]。修業の傍ら、フランスのエコール・ルノートル、スイスのリッチモントと製菓学校でも研鑽を積んだ[要出典]。
1982年に帰国し[2]、名古屋「パティスリー・ポン・デザール」のシェフを務める[2]。1986年、代官山「ピエール・ドオール」のシェフを務める[2]。1990年退社。
1991年、パティシエの世界大会であるクープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー[注釈 1]に日本チームリーダーとして参加し[1]、日本チームを優勝に導く[1][注釈 2]。
1992年、神戸・北野に「パチシエ イデミスギノ」を開店[2]。1999年、著書『素材より素材らしく』が世界料理書フェアー・日本語部門において最優秀賞を受賞[1]。2000年、ルレ・デセールの日本人初の会員となる[1][注釈 3]。
2001年「パチシエ イデミスギノ」を閉店。2002年東京・京橋に「イデミ スギノ」を開店[2]。
2015年、ルレ・デセールを後進に引き継ぐ為、退会[1]。同年『アジアのベストレストラン 50』でアジアベストペイストリーシェフ賞を受賞[1]。
2018年、グルマン世界料理本大賞にて、著書『進化する菓子~TASTE IN PROGRESS~』がワールド部門審査員特別賞を受賞[1]。同年、第9回辻静雄食文化賞の専門技術者賞を受賞[1]。
洋菓子の特徴
代表的な洋菓子
店名の由来
東京・京橋にある『HIDEMI SUGINO』だが、読みは『イデミスギノ』である。フランス語では語頭のHを発音しないため、このような読みとなる。
出版書籍
- 『市場からの菓子』中央公論社、1989年10月
- 『素材より素材らしく』柴田書店、1998年11月
- 『杉野英実のデザートブック』柴田書店、2003年1月
- 『シンプルでも素材らしく』柴田書店、2013年4月
- 『進化する菓子~TASTE IN PROGRESS~』柴田書店、2017年9月