村司侑
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人物・経歴
子どもの頃から読書が好きで、両親の本棚にあった星新一や司馬遼太郎を読んで育った。福岡県立城南高等学校時代に受験勉強が嫌で小説家になれば大学に行かなくて済むと思い、小説を書くようになった[4][5]。
小説をうまく書くために九州大学文学部に進学。サークルも文芸部に入り、のちの伴侶となる寒竹泉美に出会った。専攻は文化人類学を選択。大学4回生のとき、ある地方文学賞で佳作となったが、授賞式を「卒論が忙しい」という理由で行かなかった。寒竹が京都大学大学院に合格したことを機に、2人で京都に移住した[4]。
就職後は仕事が忙しく、なんでも記述できる最善の文体を模索するという「行き過ぎた空虚な野望」のため読書量も書く量も減った。2014年、文學界新人賞で初めて3次予選を通過するが、「小説家を目指すのはこれで最後」と決めて応募したため、以降は小説家の夢は諦め、趣味として書くようになった[4]。
2023年に初めて文學界新人賞の最終候補となり[4]、2026年、「ソリティアおじさんがいた頃」で第131回文學界新人賞を受賞しデビュー[2]。同作で第175回芥川龍之介賞候補[3]。