東レ科学振興会
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団体種類
公益財団法人
| 団体種類 | 公益財団法人 |
|---|---|
| 設立 | 1960年6月23日 |
| 所在地 |
日本橋室町ビル 北緯35度41分15.1秒 東経139度46分16.5秒 / 北緯35.687528度 東経139.771250度座標: 北緯35度41分15.1秒 東経139度46分16.5秒 / 北緯35.687528度 東経139.771250度 |
| 法人番号 | 4040005004922 |
| 主要人物 | 会長 日覺昭廣 |
| 活動地域 |
|
| 主眼 | 科学技術の基礎的研究の助成、優れた業績の表彰などを通じて、科学技術の振興と文化の向上に寄与すること |
| 活動内容 | 科学技術の進歩発展に寄与する研究者への助成、海外の若手研究者への研究助成、科学技術で優れた業績をあげた方の褒賞、中等理科教育に携わる先生方の褒賞 |
| ウェブサイト | https://www.toray-sf.or.jp/ |
公益財団法人東レ科学振興会(とうれかがくしんこうかい、Toray Science Foundation)は、科学技術の基礎的な研究に対する助成や、優れた業績の表彰などを行う公益財団法人である。
東レ株式会社が創業35周年を記念して、1960年(昭和35年)に設立した。日本の企業財団による科学技術振興の先駆けであり、国内の民間科学助成としては最大級の規模と権威を持つ団体の一つである[1]。
特色と評価
同財団の賞および助成は、日本の科学界において極めて高い評価を受けている。
- 『ノーベル賞への登竜門』
- 『高額な支援規模』
- 特に「科学技術研究助成」は1件あたり最大3,000万円(総額1億3,000万円)という、民間の基礎研究助成としては異例の規模で行われており、国家プロジェクト(科研費など)に匹敵するインパクトを個人の研究室に与えている。
主な事業
同財団は以下の顕彰・助成事業を毎年実施している。
東レ科学技術賞
→詳細は「東レ科学技術賞」を参照
理学・工学・農学・薬学・医学(基礎医学)の分野において、学術上の業績が顕著なもの、学術上重要な発見をしたもの、効果が大きい重要な発明をしたものに対して贈られる。
- 内容:賞状、金メダル、副賞500万円(1件につき)。
- 毎年2名程度が選出される。
東レ科学技術研究助成
国内の研究機関において、理学・工学・農学・薬学・医学(基礎医学)の分野で基礎的な研究に従事している若手研究者(原則として推薦時45歳以下)の独創的な研究計画に対して、研究費の助成を行う。
- 内容:1件につき1,000万円 - 3,000万円程度(総額1億3,000万円の範囲内で約10件を決定)。
- 萌芽的(スタートアップ)な研究を支援することを重視している。
東レ理科教育賞
中学校・高等学校の理科教育において、創意工夫によって著しい教育効果をあげた教員に対して贈られる。
- 東レ理科教育賞 文部科学大臣賞:賞状、銀メダル、副賞100万円。
- 東レ理科教育賞:賞状、銀メダル、副賞70万円。
主な受賞・受領者
同財団の支援対象者からは、後にノーベル賞を受賞した研究者が5名(2024年時点)輩出されている。特に、ノーベル賞受賞の10年以上前にその将来性を見抜き、賞や助成金を授与していた事例が多い[4]。
東レ科学技術賞(受賞)
業績に対する表彰(本賞・金メダル・賞金)を受けた主な研究者(カッコ内は受賞年度)。
- 江崎玲於奈(1960年度) - 1973年ノーベル物理学賞(受賞の13年前)
- 野依良治(1989年度) - 2001年ノーベル化学賞(受賞の12年前)
- 赤崎勇(2000年度) - 2014年ノーベル物理学賞(受賞の14年前)
東レ科学技術研究助成(受領)
若手時代に研究資金の助成を受けた主な研究者(カッコ内は受領年度)。