東笠山
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生態
広大な山頂草原に、ニッコウキスゲ、ワタスゲ、モウセンゴケ、イワイチョウ、タテヤマリンドウ、チングルマなどの多様な高山植物が自生する。この植生は立山の弥陀ヶ原のものに似る。また、特異なのはヒメシャクナゲの群生が見られることで、この群生は弥陀ヶ原など近隣の湿原には見られない[1]。
山の中腹の植生ははササが多いが、沢沿いにミズバショウが生えている。
山頂は有峰屈指のギフチョウ大群生地として知られている。
「原生林もしくはそれに近い自然林」かつ「特殊な立地に特有な植物群落」として、東笠山の湿性植物群落が富山県の特定植物群落に指定された。
主な高山植物
- 低木 - ハクサンシャクナゲ、ヒメシャクナゲ、ウスユキハナヒリノキなど。
地質
山嶺部では安山岩類の普通輝石角閃石石英安山岩が貫入しており、山麓部は白亜紀の砂岩・頁岩の互層(和佐府互層)から成っている[2]
登山
登山道はなく、有峰林道小口川線から延祐ダム湖(延祐貯水池)から沢を詰めて登ると約1時間半で山頂に至る。一部藪漕ぎが必要なものの、無雪期でも十分登ることが出来る。
