松江省は満洲国時代の浜江省を前身とする。1945年(民国34年)の日本の敗戦に伴い満州国が崩壊すると中国共産党は9月に松江省自治政府を組織、省都をハルビン市とした。南京政府も牡丹江市を省都とする松江省を設置したが、既に大部分が共産党の実効支配地となっており、1946年(民国35年)4月14日から25日にかけて賓県にて松江省人民代表大会の開催などを実施、4月28日には南京政府松江省官員を逃亡させている。その後、5月5日には人民会議で選出された松江省民主政府はハルビン市で就任式典を開催している。
1948年(民国37年)、牡丹江省の一部が松江省に編入され1市16県を管轄した。1949年(民国38年)4月21日、東北行政委員会は合江省の廃止と松江省への編入、同時にハルビン市を松江省省轄市に変更し、省北部の仏山県を黒竜江省に移管することを決定した。5月11日に両省は正式に合併し4市、32県を管轄するようになり省都はハルビン市に設置された。1953年7月、ハルビン市が中央直轄市となり省都は再び牡丹江市に移っている。1954年7月には県級の双鴨山鉱区が設置されるなど行政区画の統廃合が実施され、全省は3市、32県、1鉱区を管轄するようになった。
1954年6月19日、松江省の廃止と黒竜江省への統合が決定され、同年8月1日に編入された。