松田氏は相模国波多野郷を発祥とする波多野氏の一族で、波多野義常の子、有経が足柄上郡松田郷を得て松田の名を称した。小田原北条氏や宇喜多氏に仕えた松田氏とは同族である。
出雲国の国人で、安来荘の地頭であった。室町時代の後期には島根郡の美保関等に勢力を伸ばしていた。応仁元年(1467年)頃に尼子氏と関係を結び、その影響下に入ったとされている。その詳細な系譜は複数あって不明な点が多い。
松田満重 - 満久 - 誠保 - 吉久(吉重) - 吉政 - 元久
その他の史料では、大永年間の松田宗政、天文年間の松田経通らも確認できる。