毘盧遮那仏
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概要
毘盧遮那とはサンスクリット語の「ヴァイローチャナ」(Vairocana) の音訳で「光明遍照」(こうみょうへんじょう)を意味する。仏であることを明示するために、「仏」字を付して毘盧舎那仏と表現されることが一般的である。頭の文字を略して盧遮那仏(るしゃなぶつ)、遮那仏(しゃなぶつ)とも表される。
大乗仏教の教義では三身(説)における法身仏で、宇宙の根本仏であるとされる。『華厳経』では、釈迦如来は衆生を救うため法身の毘盧遮那仏によって遣わされた存在、または毘盧遮那仏の化身と解釈される[3]。
仏像では、聖武天皇の発願により造られた東大寺盧舎那仏像(奈良の大仏、東大寺大仏)が有名。現存しないが、豊臣秀吉の発願した方広寺大仏(京の大仏)も毘盧遮那仏であった。
鑑真が開創した唐招提寺金堂の中尊も、天平時代の脱乾漆像として有名であり、鑑真が中国からもたらした盛唐様式の作風を伝える彫刻[4]として貴重な存在である。

