水揚げ (花街)
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遊女の場合禿(かむろ)が新造を経て一人前のお披露目をした後初めて客と同衾することであった。[1]この水揚げを通して、遊女は一人前となり事実上お客をとるようになる。
芸妓の場合はそれまでの年少芸妓、見習い芸妓の立場から、一人前の芸妓になる通過儀礼的な側面が強かった。それに続いて特定の旦那を持つ、という段階を踏むことが多かった。
水揚げに選ばれる客は、その道に熟達した通人(つうじん)の中から特に財力の豊かな者が、抱主の依頼に応じたり、その承認のもとに自薦したりしてこの任に当たるのが常であった。
現在、芸妓は、初めて旦那を持つ場合が(といっても、現代ではほとんどそのようなことはない)事実上の「水揚げ」とされる場合がある。その起源は、初夜権に由来し、民間の類似の風習、その遺風とみなすべき行事は中山太郎『売笑三千年史』にある。また、水祝いと関係があるらしい。