永田晋治
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昆虫の脱皮変態を促す前胸腺刺激ホルモン(PTTH)の糖鎖構造と受容体を研究し、1998年3月に東京大学から博士号を取得した[1]。ミトコンドリアタンパク質GHITMを受容体として発表し[2][3]、内藤カンファレンスでは賞金を授与された[4]。
米国への留学後、東京大学新領域創成科学研究科分子認識化学研究室の博士研究員を経て、東京大学農学部生物有機化学研究室の助教に就任した。体液中にほぼ一定の高濃度で存在するタンパク質HemaPを摂食行動調節因子として同定したこと[5]などにより、日本農芸化学会の奨励賞[6]と日本比較内分泌学会の最優秀賞[7]を受賞した。
2012年に東京大学新領域創成科学研究科分子認識化学研究室の准教授に異動した[8]。フタホシコオロギを用いた研究を行い、2021年に教授に昇進した。2023年度からは先端生命科学専攻の専攻長を務めた[9]。
2025年に、冬虫夏草という昆虫の寄生生物がHemaPを利用して繁殖していることが中国科学院のグループ[10]によってCurrent Biology誌に報告された[11]。この報告を受け、Science誌のResearch HighlightsでHemaPが紹介された[12]。国際的にもHemaPの名が広く報道された[13][14][15][16][17]。