池田和弘 (画家)
From Wikipedia, the free encyclopedia
東京都杉並区生まれ。第二次世界大戦後間もない幼少期に、自宅近くの甲州街道を行き交う米軍たちが乗る煌びやかなアメリカ車に魅了され、車の絵を書くことを始める。
車のデザイナーになることを志し工業高校に進学するも中退。ファッション・イラストの第一人者、長沢節主催のセツモードセミナーに通いイラストレーターとしてのキャリアがスタート。ペンネームの“Bow。(ボウ)”は、この頃友人から付けられたあだ名である。
雑誌「平凡パンチ」「メンズクラブ」「POPEYE」等ファッション誌へのイラスト提供やファッションデザイナーとして活動する一方で、世界的に著名な自動車評論家の権威で雑誌『カーグラフィック』創刊者の1人でもあった小林彰太郎に自ら携わった絵を認められ、カーイラストレーターとして本格的なスタートを飾る。
その後は自動車イラストの第一人者として「カーマガジン」「サイクルワールド」「クラブマン」「カーグラフィック」「KAZI」各誌での車、オートバイ、船、レーサーやライダーのイラスト、またマツダ、ホンダ、トヨタ、スバルなどメーカーのカタログ、広告、CM、イラストレーション、ゲーム/模型/CD等の表紙絵、イベント等を多岐に渡って手掛ける。
特に『カーマガジン』は1979年の創刊以来、2021年7月の最終号に至るまで約40年以上にも渡り毎号彼の自動車画が表紙に飾られており、ライフワークの一つとして知られている。
水彩画特有の繊細で暖かく独特な世界観を醸し出す作風は、車好きを中心に絶大な人気と知名度を誇り、彼の長年の愛車であるトライアンフ・TR3と共に業界内外に多くのファンベースを持つ。[2]
またエッセイストとしても人気を博し、創刊当初の表紙を手掛けた「クラブマン」誌上の“Sketch in Neutral”の連載をはじめ、エッセイ集、画集等、数多くの著書を発表。リトグラフやTシャツ、小物類を製作、販売するオリジナルブランド“by Bow。 Collection”も展開中[3]。