河口知明

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河口 知明 Tomoaki Kohguchi

河口 知明(こうぐち ともあき、1950年〈昭和25年〉3月7日 - )は、日本の実業家、イベントプロデューサー、コスプレイヤー広島県を拠点に、衣料品プリント業の創業、インターネット販売指導、コスプレイベント「コスカレード」など地域文化イベントの開催を行っている。

1950年、広島市安佐北区亀山にて、銀行員・河口利明と妻・光子の長男として出生[1]。河口家は平家落人の末裔と伝えられ、代々農業に従事してきた。父親は広島銀行取締役として広島経済界に実績を残すが54歳で亡くなる。 母方の松本家は広島の豪商で、渋沢栄一や松本清助・松本万兵衛らと共に広島水力発電(後の中国電力)を設立したとされる[2]。この母親は広島の原子爆弾投下により姉妹二人が生き残った被爆者である。ゆえに河口自身も被爆二世となる。

学歴

父親の転勤に伴い埼玉県川口市で小学校を卒業。その後広島市に戻り五日市中学校に通学。高校は愛媛県立今治西高等学校に進学し、下宿生活を送りながらラジオクラブで活動した[3]。大学は東海大学に進学したが、学生運動を行ったことで退学した[4]

事業活動

退学後、アルバイトを経て日本一周の旅を敢行(沖縄を除く全都道府県を訪問)[5]。広島に戻り、メンズショップに入社。店長を務めた後、アメリカ研修で衣料品印刷を学び、1978年に衣料品プリント業「アートディレクト」を創業した[6]

1998年からインターネットを活用した営業を開始。2000年にYahoo!リスティング広告を導入し、業績を急拡大した[7]

趣味とイベント活動

自動車・オートバイ愛好家として知られ、ロータス・スーパー7を35年間所有した[8]。自動車クラブ「チームフライデー」を創設し、広島県や愛媛県でヒルクライムレースやクラシックラリーを主催した[9]。またクラシックバイクレース「タイムトンネル」に参戦し、岡山国際サーキットで表彰台に立った経験がある[10]

広島アキハバラ塾の設立

2004年、業績が飛躍した会社を社員に任せ、社会起業家を目指して奄美大島、種子島に車で野宿しながら旅をする。そこでさまざまな経験を積み、かつて自身の会社がインターネットで販売を行ったように広島市もインターネットを使った貿易で日本国内の黒字貿易をするべきと考え、2005年、当時の広島市長・秋葉忠利にインターネット販売の必要性を提案し、市民にインターネット販売を指導する「広島アキハバラ塾」が設立された。河口は5年間塾長を務め、広島市民や企業にネット販売手法をマンツーマン指導した[11]

コスプレイベント「コスカレード」の開催

広島市・秋葉市長から「海外に出張した時に外国の方は広島市について原爆と平和のことしか言わない。これでは将来のインバウンド効果が出ない。広島市には多くの食べ物を中心として魅力的な文化がある。これを世界にアピールできないか」という要望を受け、自らもコスプレイヤーとなり広島を多文化都市として情報発信するためのコスプレイベントを企画。広島県内のサブカルチャー史に明るい広島オタクマップと共同で[12]、2010年10月27日に被爆建物である旧日本銀行広島支店で「コスカレード」を初開催した[13]

2011年には広島城二の丸を舞台にしたイベント「コスカレード鯉城」が企画・開催され、同イベントの関係者としてメディアに名が挙げられている。[14]

その後もコスカレードは広島県内外の観光資源や都市施設を活用した地域のポップカルチャーを可視化するイベントとして経済系ニュースやIT系メディア、地元TV・ラジオ局等にたびたび紹介されている。[15]

またコスカレードは補助金に依存せず、更衣室利用料を財源とした独自運営を特徴とする。広島県のみならず、要望があれば開催域を近隣県に拡大し、コロナ禍においても感染対策を工夫しつつ継続された[16]

メディア露出

河口はコスプレ文化の発信者・イベント仕掛け人、そしてクオリティの高いシニアコスプレイヤーとして各種メディアでたびたび取り上げられている。

withnews(朝日新聞社運営)は2014年に「リアル亀仙人」としてコスプレ活動やTシャツプリント業の面を伝えた[17]。 毎日新聞広島面は2016年に「コスプレイベント仕掛け人・河口知明さん」として紹介した。 2021年にはYahoo!ニュースのほか、「コスプレ沼にハマったシニア世代のオタク」としてAbemaTVへ出演[18]。 日本テレビ『中居ウエンツとアウトエイジ』では、シニア世代のコスプレイヤーの一人として取り上げられ、全国地上波テレビ出演を果たす[19]。 ITmediaねとらぼは、60歳からのコスプレ挑戦と人生を楽しむ方法として河口を取材している[20]。 また、リアルな老人キャラクターのコスプレをするパワフルなシニアコスプレイヤーとして、海外からの注目度も高い[21][22]。 その他、地元テレビ局、ラジオ局などにも広島の名物コスプレイヤーとしてたびたび出演をしている[23][24]

人生観

脚注・出典

外部リンク

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