浦河沖地震
1982年3月に北海道浦河沖で発生した地震
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概要
被害
被害は浦河町とその周辺に集中した。浦河町ではブロック塀や自動販売機が倒れ、電柱や煙突も傾いた。窓ガラスもほとんどが割れ、地面に散乱した。地震観測の最前線となった浦河測候所では3台ある地震計のうち2台が落下し破損。そのうちの1台は、地震を感知するセンサーのバネが折れた。大通りの商店街は軒並み損壊し、モルタルの壁が剥がれた店もあった。
浦河町に隣接する静内町・三石町(現・新ひだか町)でも被害が発生した。静内町では静内川にかかる橋が倒壊し、隆起・沈降の影響で通行不能となった。
総被害は負傷者167名、全壊13棟、半壊28棟、一部損壊675棟、その他22棟、船舶転覆等6隻であった。浦河港および室蘭港の港湾施設への被害総額は約3.5億円[3]。
津波
津波は浦河港で80cm、青森県八戸で28cmが観測されたが、大きな被害はなかった。
余震
最大の余震は、本震から約8時間後の19時22分34秒に発生したM5.8であった。浦河町で震度4を記録したが、大きな被害はなかった。
出典
- 昭和57年(1982年)浦河沖地震(気象庁) (PDF) 地震予知連絡会会報 第28巻
- 災害史は語るNo.144 1982年浦河沖地震 防災情報新聞社
- 羽鳥徳太郎、「羽鳥徳太郎:1982年浦河沖地震による津波」 『東京大学地震研究所彙報』 第57冊第3号, 1983.1.17, pp.525-535, hdl:2261/12856
- 伯野元彦, 大谷圭一、「1982年浦河沖地震による被害」 『東京大学地震研究所彙報』 第57冊第3号, 1983.1.17, pp.581-608, hdl:2261/12859