世間で様々な苦労や体験をしてきたために、物事の裏面までに通じているような人のことをいう。抜け目が無くて強かな者のことをいう[1]。
この言葉は中国の故事成語が由来である。その故事成語には、蛇というものは海に千年、山に千年住んだならば竜になるとある。そしてこれは、人間が知識を積んで立派になるのであるが、それは蛇が竜になるほどの量であるほどであるということを意味されていたのであった[2]。
この言葉は江戸時代の日本では既に用いられており、当時に多く用いられていた用法というのは海に千年山に千年であった。この用法は明治から大正までにも多く用いられていたのであったのだが、大正末よりこれが略された海千山千という形で用いられるようになり現在に至る[3]。