海星-2
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設計
国防科学研究所は、海星-2とほぼ並行して、やはり水上艦発射型の巡航ミサイルである玄武-3Bを開発しており、両者の射程距離と弾頭重量は類似している[2]。ただし両者には、主に速度や巡航・誘導・探索方式において差異がある[2]。
上記の経緯より海星-2はハープーン・ブロックIIの延長線上で構想されたことから、海面上数メートルでのシースキミングが可能で、また終末誘導はアクティブ・レーダー・ホーミング(ARH)方式としている[2]。一方、玄武-3Bはトマホークの延長線上で構想されたことから、誘導は地形照合・デジタル画像照合(TERCOM/DSMAC)誘導に赤外線誘導を併用する方式であり、複雑な地形を縫っての飛翔にも対応できるほか、気象・電子妨害にも強いという特性がある一方、巡航高度は地上数十メートル程度であり、海星-2のようなシースキミングの能力は持たない[2]。このことから、玄武-3Bは内陸部、海星-2は沿岸部の目標の攻撃に用いられるものと推測されている[2]。
巡航速度については、玄武-3Bはマッハ1.2の超音速で飛翔するのに対し、海星-2はマッハ1以下に留まるとされる[注 2]。なお海星-2の推進装置としてはハンファ・エアロスペース社のSS-760Kターボファンエンジンが搭載されるが[注 1]、これはロシアのKh-35の技術を基にしたといわれている[2]。