海老責
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束縛の手順と名称の由来
苦痛の経過と身体への影響
この緊縛姿勢のまま3〜4時間放置するが、最初は窮屈なばかりでほとんど苦痛は感じない。しかし30分ほど経つと全身の血行が停滞し、言い難い苦痛に襲われるようになる。同時に箒尻(割った竹を麻糸で補強した棒)による打撃が加えられることもあり、その場合は深刻な裂傷を負う可能性があった。
全身の皮膚は赤く変色して凄まじい苦悶を示し、やがて紫色、最後には蒼白へと変化していく。この皮膚が蒼白になった時点が拷問中止の潮時とされ、それ以上続けると生命の危険が生じた。身体が麻痺して動けなくなった罪人は牢屋へと担ぎ込まれるが、回復には相当の日数を要したため頻繁に行うことはできず、実施する際も前段階である「笞打」や「石抱き」から数日置いて体力が回復するのを待つ必要があった。
発祥と実施場所
法的・制度上の位置づけ
参考文献
- 『江戸の名奉行』丹野顯著 新人物往来社 ISBN 978-4-404-03571-4
- 『江戸刑事人名事典 火附盗賊改』 釣洋一著 新人物往来社 ISBN 4-404-03411-3
- 『江戸牢獄・拷問実記』 横倉辰次著 雄山閣 ISBN 4-639-01812-6