深刻な危機
IUCNレッドリストカテゴリー
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深刻な危機(しんこくなきき、Critically Endangered, CR)は、IUCNのレッドリストにおける保全状況を示すカテゴリーの1つである。ある生物種(または亜種)の個体数が極めて減少している場合、または今後個体数が激減すると推測される場合に、近絶滅種に分類される。その基準として、3世代以内に個体数が80%減少した(もしくは今後減少する可能性が高い)種を近絶滅種としている[1]。
Critically Endangeredの訳語については、IUCN日本委員会は「深刻な危機」[2]、公益財団法人世界自然保護基金ジャパンは「近絶滅種」としている[3]。また1994年版 (ver.2.3) のレッドリストでは「絶滅寸前」と訳された[4]。
概要
IUCNでは、生息調査が行われているものの、恐らく絶滅したと考えられる種については、絶滅種とはせず絶滅寸前種にカテゴライズしている。一方で、バードライフ・インターナショナルは、そのような種については「絶滅した可能性あり」(Possibly Extinct)というカテゴリーに分類すべきであると提案している。
日本の環境省レッドリストでは、IUCNのCritically Endangeredに相当するカテゴリーとして、絶滅危惧IA類(CR)が定められている[5]。ただし、種を絶滅危惧IA類に選定する基準は、IUCNと全く同じではない。また、絶滅危惧IA類と絶滅危惧IB類をまとめた絶滅危惧I類(CR+EN)というカテゴリーが用いられることがある[6]。
掲載種
最新の2016年9月版で、2,582種の動物、2,493種の植物が絶滅寸前と評価されている[7]。
IUCNのレッドリストで絶滅寸前として掲載されている種については、Category:Critically endangeredを参照。