溶融亜鉛めっき From Wikipedia, the free encyclopedia 溶融亜鉛めっき(ようゆうあえんめっき:"hot dip galvanizing")とは、鋼材の防錆処理の一種である。現場では正式名称はあまり使われず、めっき槽に浸ける様子から、俗にドブづけやテンプラなどと呼ばれるのが一般的である。 溶融亜鉛めっき鋼材表面の斑模様 概要 鋼材の表面に亜鉛の合金層を形成することで、亜鉛の犠牲的防食作用により、鋼材の腐食を抑制する。 屋外に設置される鋼構造物の防食処理として広く採用されており、身近なものとしては送電用鉄塔などが挙げられる。 環境条件が良好であれば数十年に渡る防食効果が期待できる一方、重工業地帯や海浜地区などでは、寿命は著しく短くなるといわれている。 液体亜鉛槽とフード(亜鉛蒸気覆い) 溶融亜鉛メッキされたI型鋼 溶融亜鉛メッキされたアングル鋼 治具にセットされた溶融鍍金前の製品 色 めっきされた当初は亜鉛の光沢色が見られるが、風雨に晒されると、酸化被膜ができて白くなる。 規格 溶融亜鉛めっきの作業工程は、JIS H8641によって以下のように定められている。 鋼材表面の脱脂(10%アルカリ溶液槽) 酸洗(7 - 10 %硫酸溶液槽) フラックス(飽和塩化亜鉛アンモニウム溶液槽) めっき(440 - 460 ℃液体亜鉛槽) 冷却(温水槽もしくは空冷) めっきされた鋼材表面には、亜鉛の結晶化による斑模様(spangle)が現れるのが特徴である[1] 。 脚注 [1]溶融亜鉛めっき鋼板のスパングル(亜鉛結晶の花柄模様)の種類は? - JFE鋼板(2015年版 / 2015年12月5日閲覧) 関連項目 亜鉛めっき 亜鉛めっき鋼板 ガルバリウム 外部リンク 社団法人日本溶融亜鉛鍍金協会 Related Articles