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漫画主義

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『漫画主義』(まんがしゅぎ)は、1967年から2024年にかけて断続的に刊行されていた、日本の漫画評論同人誌である[1]。日本初の漫画評論専門の同人誌として知られる[1]。

ジャンル 漫画評論
刊行頻度 不定期(同人誌)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
概要 漫画主義, ジャンル ...
漫画主義
ジャンル 漫画評論
刊行頻度 不定期(同人誌)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 『漫画主義』の会(創刊当時)
喇嘛舎(終刊号など)
発行人 石子順造、山根貞男、梶井純、高野慎三
編集長 石子順造、山根貞男、梶井純、高野慎三
刊行期間 1967年3月-2024年6月(または2024年7月)
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概要

1967年3月、美術評論家の石子順造、映画・漫画評論家の山根貞男(当時は菊地浅次郎名義)、編集者の梶井純、高野慎三(当時は権藤晋名義)の4人によって創刊された[1]。「漫画はまだきちんと論じられたことがない」という石子の提案がきっかけであったが、主につげ義春に関わるために刊行された雑誌であった。創刊号では「つげ義春特集」が組まれた[1]。当時、子どもの娯楽や低俗なサブカルチャーと見なされがちであった漫画を、芸術や表現批評の対象へと引き上げる先駆的な役割を果たした。同誌では、つげ義春のほかにも水木しげる、白土三平、手塚治虫、石ノ森章太郎らが論じられた。後の漫画評論に与えた影響は大きい[1]。

題字と表紙イラストは前衛美術家の赤瀬川原平が手がけ、毎号約300部が発行された[1]。1977年には石子順造が死去。単独の形で12号、他雑誌への収録(出張版)という形を含めて通巻14号まで刊行されたが、1979年を最後に事実上の休刊状態となっていた[1][2]。

2023年2月に同人の山根貞男が死去したことを受け、山根の追悼号を兼ねた「終刊号」が2024年6月に喇嘛(ラマ)舎より刊行され、57年の歴史に幕を閉じた[1][2]。

創刊の経緯

高野慎三はつげ義春に関わるために青林堂に入社し『ガロ』の編集に携わっていたが、『沼』、『チーコ』、『初茸がり』に続く新作が描かれず苛立ちを覚えていた。青林堂に入社数日後、水木プロダクションでアシスタントを務めていたつげと話す機会を得たが、先の作品群も評判がよくなく、漫画を描くのはやめようと考えているというつげの言葉を聞き危機感を抱き、石子順造、山根貞夫、梶井純と相談して同誌の発刊を決めた。創刊号では「つげ義春特集」が組まれた[3]。

特徴と影響

主に『月刊漫画ガロ』や『COM』などに掲載された青年漫画・前衛漫画が批評の対象となった。特に、漫画家・つげ義春の『沼』や『チーコ』などの作品をいち早く見出し、その文学性や芸術性を熱心に論じたことで知られている[1]。ほかにも、白土三平、水木しげる、手塚治虫、石ノ森章太郎らの作品に対する深い地殻変動的な論考が展開され、のちの漫画批評の基盤を形成した[1]。

脚注

関連項目

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