漫符
日本の漫画における作画表現技法
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概要
具体例
分類名はあくまでも便宜的なものであるか、一般的に多用されている呼称であり、用語として定義されている訳ではない。
感情の表現
- 汗・涙(汗マーク)
- 汗の水滴を戯画化している。焦りや悲しみを表現する[J 1]:?[J 2]:9。
- 主として顔の側面に描かれるが、キャラクターを背後から見た後頭部、更にキャラクターの外側に離れて四方に飛散するように描かれる場合もある。
- 青筋(怒りマーク)
- 3 - 4本の曲線によって額などに浮き出る血管を戯画化している。怒りを表現する。[J 1]:?
- 照れ線・赤面
- 斜線を多数密集させた表現で、主として頬付近や耳など顔面が紅潮しやすい部分[注 1]に描かれ、照れや赤面、恥ずかしさなどを象徴する表現である。ハッチング由来であり、クロスハッチング線(Xのように交差する斜線)で描かれる場合もある[注 2]。
- これは両頬の頬骨付近に常に描かれるいわゆる「コテ線」とは異なる。
- 湯気
- 頭部などから噴出する湯気を戯画化している。激怒を表現する。[J 1]:?
- 全体的にはブロッコリーを縦に切った断面を簡素化し線画化したものに類似する。
- 垂れ線・青ざめ
- 縦線を多数密集させた表現で、主として顔面の額や、目の周囲、または目の周囲から上の部分に描かれる。青ざめた顔として、不安、焦燥、沈鬱、心身の落ち込みなどを表現する。
- コマ全体の背景としても描かれる
情況や効果の表現
- 笑み線・ワイワイ・賑わい
- キャラクターの外側に離れて囲むように1 - 数個程度、線の組み合わせとして描かれる表現。短い円弧に小さい線を1 - 数個程度クロスさせたものが多い。
- キャラクターが笑っている状態や、複数のキャラクターが談笑しているような場面で、そのような雰囲気を表現するために使われる。
- 気付き線
- 3つ程度の小さい線を拡がるように並べて描かれ[注 3]、何かに気付いた事などを表現する。なお、驚く程度だった場合には波線が使われる。
その他
- コテ線
- 「照れ線」とは異なり、頬の頂点にアクセントまたは立体感を出すために描かれる、原則としてキャラクター毎に不変の記号。「ホホタッチ」、「ヒゲ」などとも呼ばれる。派生としてN線、W線などがある。単なる汚れの表現や、本物のヒゲの場合もある。