無伴奏チェロソナタ (プロコフィエフ)
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アンダンテが出される最初の主題は完全にプロコフィエフによって書かれているが、第2主題には彼の友人でチェリストのムスティスラフ・ロストロポーヴィチが書いた部分もある。プロコフィエフはアンダンテ主題の展開が始まる箇所で再び自ら筆を執っているが、楽章の残りの部分、及びソナタのその他の部分は書かれぬまま残された[3]。年月が経過した1972年、ロシアの音楽学者で作曲家のウラディーミル・ブロクが演奏可能な単一楽章としての無伴奏チェロソナタの完成に着手した。
演奏史
ブロクが補筆完成させた無伴奏チェロソナタは1972年にモスクワでナターリヤ・グートマンが初演しており、翌年にハンス・シコルスキから出版されている[4]。初録音はそれから10年が経過した1984年、イギリスのチェリストであるスティーヴン・イッサーリスによって行われた。
ロストロポーヴィチは生前に本作を演奏したことが知られているが、録音を遺しはしなかった[5]。イッサーリスの他にはアレクサンドル・イヴァシュキン、ラファエル・ウォールフィッシュ、ヤン・ルヴィノワがレコーディングしている。演奏時間は8-12分。
イッサーリスはこの作品をプロコフィエフの最初の妻であったリーナ・プロコフィエヴァ、また次男のオレグ・プロコフィエフのそれぞれの葬儀で演奏している[6]。