焼石岳
岩手県の山
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概要
第四紀に噴出形成した火山で、周囲には規模の小さい火山が集まっている。尚、現在は特にこれといった活動はない。山体が輝石安山岩などから構成され、山頂周辺に焼けたような石が見られることが名称の由来とされる[1]。
ブナの原生林に覆われ、山腹には小沼が多く分布しミズバショウや高山植物も豊富。東麓の尿前川の渓谷は無数の滝をつくり、とくに紅葉期は美しい。月山、八甲田山とともに残雪の多い山で、登山路は北東麓の夏油温泉からのコースが変化に富んでいる。頂上からの展望は雄大で近くの栗駒山を始め、八幡平、岩手山、早池峰山、鳥海山、月山および飯豊山など東北の主な山々が遠望できる。
標高と比較して高山植物が豊富である。中腹にある中沼と上沼は雪解けから盛夏まで高密度に湿性植物が咲く。山頂直下の姥石平は6月上旬から晩夏まで広大な花畑を展開する。焼石沼周辺のミヤマキンポウゲの花畑や、焼石沼上部の花畑も優れている。東北地方トップクラスの花の山である。
焼石沼周辺では昔、牛の放牧が行われていて、放牧に従事する人々が食料用に焼石沼にニジマスを放流したため、焼石沼にはニジマスが野生化している。焼石沼周辺での放牧は1993年頃まで行われていた。多い時で140頭の牛が放牧されていた[2]。

