熱海山口美術館

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正式名称 山口文化財団 熱海山口美術館
専門分野 美術
事業主体 山口文化財団
管理運営 山口文化財団
熱海山口美術館
Atami Yamaguchi Museum
熱海山口美術館 玄関前にある「河童」(故 岡本太郎氏作品)
施設情報
正式名称 山口文化財団 熱海山口美術館
専門分野 美術
事業主体 山口文化財団
管理運営 山口文化財団
開館 2020年12月18日
所在地 413-0014
日本の旗 日本 静岡県熱海市渚町24-1
位置 北緯35度05分35秒 東経139度04分25秒 / 北緯35.09312365892983度 東経139.07365913857603度 / 35.09312365892983; 139.07365913857603北緯35度5分35.3秒 東経139度4分25.1秒 / 北緯35.093139度 東経139.073639度 / 35.093139; 139.073639座標: 北緯35度5分35.3秒 東経139度4分25.1秒 / 北緯35.093139度 東経139.073639度 / 35.093139; 139.073639
最寄バス停 伊豆箱根バス「昭和町」「国際専門学校前」下車徒歩2分
外部リンク 公式サイト
プロジェクト:GLAM
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熱海山口美術館(あたみやまぐちびじゅつかん、Atami Yamaguchi Museum)は、静岡県熱海市にある私立美術館である。

約2,000点に及ぶ美術品を所蔵する山口文化財団が運営し、ルノワールピカソなどの西洋から横山大観などの日本の絵画、書跡、工芸、彫刻等多岐に渡る作品が展示されている[1]。創設者は山口伸廣(やまぐちのぶひろ、1948年 - )。

美術品の展示のほか、2021年春からはアーティスト支援も行う。「学べる美術館」というコンセプトを掲げ、その意味は大きく二つに分かれる。一つは「見る、触る、体験する」ことができるというもので、各展示室には解説文や映像が設置されているほか、一部の芸術作品に触れることや、「岡本太郎の作品『坐ることを拒否する椅子』に実際に座る」、「人間国宝の茶器を使って抹茶が飲める」という体験もできる[2]。一つは本格的なアーティストの育成で、館長である元東京藝術大学副学長の保科豊巳を中心に、海外デビューを目標とした芸術家の無償講座を行う[3]

開館の経緯

創設者の山口伸廣は、貧しい家庭環境で育ったが、小学校の美術の先生にある日、作品を「上手いな。」でなく「面白いな。」と評価されたことを機に美術への興味を持つようになった。その後、自身でも芸術の創作活動をするも、本業としての芸術家は断念。実業家として才能を開花させ、経営者としての道を歩む。その後、「自分は芸術家の才能は無いが、芸術家を応援することはできる。」と、経営者を務めながら、国内外のアーティストを支援することを志す。

2007年1月、湯河原に人間国宝美術館を創設。陶芸・人形・漆芸・金工・染織作品などを中心とした美術館で、特に人間国宝の茶器で抹茶を飲むことができるという、他に類を見ないサービスが話題となった。

2015年、国内外のアート作品を募集したアートの祭典、「アートオリンピア」を主催。応募国は1回の開催に対し、約100カ国にのぼる世界最大級の参加国規模を誇る。以降、隔年ごとに開催されている。「世界のアーティストを発掘し、その活動を支援すること」をコンセプトとし、審査員は国際的な美術関係者で構成。過去の審査員には、第22代文化庁長官の宮田亮平、画家の千住博、海外からはガゴシアンギャラリーディレクターのキャラ・ヴァンダー・ウェグ、イサム・ノグチ庭園美術館館長のブレット・リットマン、三菱一号館美術館初代館長を務めた高橋明也などらが務めた。この時から本格的にアーティストを支援することへの体制と構想が整い始める。

2017年6月、岡山県備前市穂浪にてFAN美術館を設立。藤原啓記念館の同敷地内に併設する形で開館した。

2020年12月18日、地元タクシー会社の事務所などが入っていたビルの一、二階を改修し熱海山口美術館を設立。今までの美術館設立の経験と、アートの祭典主催の経験を活かし、「学べる美術館」をコンセプトに掲げている[4]

施設・常設展示品

熱海山口美術館 展示室2
熱海山口美術館 展示室3
熱海山口美術館 展示室4
熱海山口美術館 展示室7

静岡県熱海市渚町24-1に位置する2階層10の展示室(内、1つは屋外)に分かれて展示中。住宅が併設された旧交通会館を改装し、1〜2階を展示室としている(3階以上は現在も住居)。創設者である山口伸廣自ら設計、施工を手掛けた。外観には第22代文化庁長官の宮田亮平が開館の記念に手がけた「イルカ」と、岡本太郎の作品、「河童」が設置されている[5]

各階層の内容

  • 1階:カフェ、展示室1〜2
  • 2階:展示室3〜9、屋外展示場

1階はカフェを併設しており、ソフトドリンクやケーキなどの他、人間国宝の作品で抹茶も嗜める。また、簡単な絵付け体験がチケット代に含まれており、絵付けしたカップを持ち帰ることができる。展示室それぞれにテーマが掲げられており、西洋から日本の近現代の美術作品を中心に展示されている。

常設展時の主な展示内容

  • 展示室1:絵画、陶芸作品
  • 展示室2:ガレ、ドームなどのガラス工芸作品
  • 展示室3:北村西望、平櫛田中などの立体作品
  • 展示室4:徳田八十吉などの陶器・陶磁作品・橋本雅邦、横山大観などの絵画作品
  • 展示室5:平山郁夫、安井曽太郎などの日本画作品
  • 展示室5:ルノアール、ルオー、コローなどの洋画作品
  • 展示室7:岡本太郎、ピカソの作品
  • 展示室8:現代美術作品
  • 展示室9:国際公募展アートオリンピアの優勝、入賞作品
  • 屋外展示場:現代美術の立体作品

利用情報

  • 開館時間:9:30~17:00(最終入場16:30まで)※状況により異なるためホームページにて要確認。
  • 入館券に絵付け体験とドリンク1杯が付く
  • 休館日:なし
  • 入館料:一般1800円、高・大学生1400円、中学生以下900円、未就学児無料(キッズセット400円で絵付け体験とドリンク1杯を付けられる)
  • TEL:0557-27-2411

交通アクセス

住所:〒413-0014 静岡県熱海市渚町24-1

タクシー:JR熱海駅より約9分

バス:国際観光専門学校前より徒歩 約1分

熱海山口美術館の専用駐車場無し。近隣にコインパーキング・駐輪場有り。

参考文献

  • 公式サイト
  • 山口伸廣『逆境の教科書 ピンチをチャンスに変える思考法』(2015年、集英社)

関連項目

脚注

外部リンク

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