片麻岩
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変成の条件
結晶片岩(片岩)とでき方は同じだが、変成時の条件が比較的低温で、変成があまり進まなかった物を結晶片岩と呼ぶ。これに対して、変成時の条件が比較的高温で、変成が進んだ物を片麻岩と呼ぶ。ただし、あまりにも高温の作用を受けた場合は、片岩になる場合もある。
また、変成前の岩石の組成によっては、それほど高温でなくても片麻岩になる場合もある。
最古の岩石として
世界最古の岩石と考えられてるアカスタ片麻岩はカナダ北西部のアカスタ湖周辺にて発見された、約40億年前に形成された花崗岩が変成作用を受けて片麻岩となったものである[1]。また、日本最古の岩石として岐阜県七宗町にて発見された片麻岩が知られていたが、これは20.5億年前に形成された花崗岩が17.5億年前に変成作用を受け、ジュラ紀に上麻生礫岩の礫として堆積したものである。しかし2019年、広島大学大学院の早坂康隆准教授らの研究グループによって、島根県津和野町の付加体中に発見された片麻岩が、およそ25億年前に形成された花崗岩が18.3億年前に変成作用を受けたものであると発表され、日本最古の岩石の記録が塗り替えられた[2]。
注釈
参考文献
- 都城秋穂・久城育夫 『岩石学II - 岩石の性質と分類』 共立出版〈共立全書〉、1975年、ISBN 4-320-00205-9。
