状態観測器

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状態観測器: state observer)とは、制御理論において実システムの内部状態を推定するためのモデルを与えるもので、実システムの入力出力の測定から得られる。通常、コンピュータ上で数学的モデルとして実装する。

システムの状態を知ることで、制御理論上の様々な問題を解くことができる。例えば、状態フィードバックを使うことでシステムを安定化させることができる。多くの実際のケースでは、単に外部から観測しただけではシステムの状態を決定することはできない。それでも、内部状態の影響はシステムの出力に存在している。例えば、トンネルの中の自動車を考えたとき、トンネルに入ったときと出たときの速度と加速度は直接観測できるが、トンネル内の状態は推測するしかない。システムが「可観測 (observable)」であるとは、状態観測器を使って出力を測定することでシステムの状態を完全に再構築できることを言う。

関連項目

参考文献

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