狩野川放水路
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歴史
1951年(昭和26年)6月に建設が着手されたが、完成を待たずして1958年(昭和33年)9月26日の夜に狩野川台風が伊豆地方を襲い、狩野川上流部に大きな被害が発生してしまった。それから7年後の1965年(昭和40年)7月に、着工以来14年の歳月と約700億円の巨費を投じて狩野川放水路は完成した[1]。
2015年9月10日に愛知県の知多半島に上陸した平成27年台風第18号では、静岡県でも狩野川上流の天城山で400ミリメートル超の大雨を観測、この放水路がなければ浸水被害もあり得たほどの雨量に達していたことが判明した[2]。
2019年10月12日に静岡県伊豆半島に上陸した令和元年台風第19号においては、伊豆市湯ヶ島では総雨量778ミリと、狩野川台風より上回ったものの氾濫はなかった[1]。国交省中部地方整備局によると、清水町徳倉では放水路がなかった場合は、堤防が耐えられる水位を約1m上回り、流域約1万6000戸が浸水、7400億円の被害が出ていたと試算した[3]。
2020年に土木学会選奨土木遺産に選ばれる[4]。


