狸坂

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座標: 北緯35度39分19.9秒 東経139度43分51.4秒 / 北緯35.655528度 東経139.730944度 / 35.655528; 139.730944狸坂(たぬきざか/まみざか[1])は、東京都港区元麻布にある坂である[2]

  • かつてこの坂に古狸が棲んでおり、そのが人を化かして、石の地蔵や石塔を道端に捨てられた赤ん坊に見せかけ、捨て子を不憫に思った人間にこの坂まで運ばせるということがしばしばあったという。そのため、この坂には絶えず地蔵や庚申の石塔等が転がっており、これが評判となり、この坂に「狸坂」という名がつけられたと伝えられる[3]
  • 麻布區史には「暗闇坂の南、一本松町との境をなす坂、一に旭坂ともいう。古時、古狸が出没して人を化かして困ったという」とある[4]
  • 港区史その他によれば昭和35年頃まで港区各地で狸の生息が報告されている[5]
  • 近くに大エノキがあり、その根元の洞穴にタヌキの親子が住んでいたという[6]
  • 武徳安民記は慶長5年関が原の戦いの折、続々と送られて来る首級の首実検を増上寺で行なった後、麻布の原に埋めた後供養したという。その場所は改選江戸志は麻布一本松の増上寺屋敷(今のセントメアリー教会辺)という[7]

登場する文学作品

  • 泉鏡花「雪柳」 - 麻布を歩いていた鏡花が、苦手とする犬に吠えられ、「狸のような色になって」飛び込んだ坂として表れる[8]
  • 岡本綺堂「綺堂むかし語り」 - 綺堂が「狸坂くらやみ坂や秋の暮」の句を詠む。綺堂は麻布に住んだが、その門前の細道の両端、東にはくらやみ坂、西には狸坂があったことによる[9]

地理



脚注

関連文献

関連項目

外部リンク

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