献上図式
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献上図式(けんじょうずしき)とは、幕府などに献上された詰将棋の作品集のこと。図式とは詰将棋の意味。
一覧
| 著者 | 俗称 | 献上年 | 収録数 |
|---|---|---|---|
| 初代大橋宗桂 | 将棋造物 | 慶長7年(1603年)[1] | 50 |
| 初代大橋宗桂 | 象戯馬法并作物 | 元和2年(1616年)[1] | 80 |
| 二代大橋宗古 | 将棋智実 | 寛永13年(1636年)[1] | 100 |
| 初代伊藤宗看 | 将棋駒競 | 慶安2年(1649年)以降[1] | 100 |
| 五代大橋宗桂 | 将棋手鑑 | 寛文9年(1669年)[1] | 100 |
| 二代伊藤宗印 | 将棋勇略 | 元禄13年(1700年)以降[2] | 100 |
| 三代大橋宗与 | 養真図式 | 享保1年(1717年)[2][3] | 100 |
| 三代伊藤宗看 | 将棋無双 | 享保19年(1735年)[2][3] | 100 |
| 伊藤看寿※ | 将棋図巧 | 宝暦5年(1755年)[2] | 100 |
| 八代大橋宗桂※ | 将棋大綱 | 明和2年(1766年)[2][3] | 100 |
| 九代大橋宗桂 | 将棋舞玉 | 天明7年(1787年)[2][4] | 100 |
表中、伊藤看寿と八代大橋宗桂の2人は名人になっていない。他に名人候補であった三代大橋宗桂が100番の詰将棋を作成していたが、初代伊藤宗看が名人を襲位したため献上されていない[1]。
また、江戸幕府の崩壊後であり献上されたものではないが、2011年には十七世名人の資格者(当時)であった谷川浩司が『月下推敲』として図式集を刊行した[5]。