王叔和
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略歴
王叔和は中国医学の重要書籍『脈経』の著者として知られるが、正史類に記載はなく、歴代の医学書によってわずかに経歴を知ることができる。
皇甫謐(215年 - 282年)の『針灸甲乙經』の序文には「近代には太医令・王叔和が張仲景の文を撰した。」とあり、西晋時代に仕えた太医令(医学長官、七品、定員1、六百石)であるとわかる。
また高湛『養生論』には、王叔和は性格は沈静で著述を好み、過去の文章を研究して各論をまとめ、『脈経』10巻を撰し、張仲景の薬方や論を編集して(傷寒論など)36巻を成し、大いに世に行われた、とある。また、経方を広く好んで摂生の方法を研究した。嘗て人に言うに「食事に粗雑なものを欲してはならない。雑な物を摂取すれば、その時は平気でも積もり積もって人体に悪影響を及ぼす。日々の食べ過ぎは人に短気や疾病を引き起こす。(云々)」と。