王叔和は西晋当時に半ば散逸していた張仲景の研究成果を収集して、『傷寒論』や『金匱要略方論』として新たに発行した。
また復元だけでなく、さらに発展して『脈経』を撰した。序文には「岐伯から華佗にかけての諸文献を編集し合わせて10巻となす。百病の根源、類例をもって相従え、声色、証候など漏らさず収録し、王、阮、傅、戴、呉、葛、呂、張氏の文献の異同も悉く戴録した。」とあり、晋代に伝わる医学書をまとめた総合的な医学書となっている。この『脈経』は『素問』『霊枢』『難経』『傷寒論』『金匱要略』に準ずる重要な医学書で、後世の大きな影響を与えた。
他の著作に『脈訣』4巻『金匱玉函』8卷『論病』6卷など。