現代の理論
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『現代の理論』(げんだいのりろん)は、1959年から断続的に刊行されている左派系総合雑誌。
第二次
1964年1月に第二次『現代の理論』が創刊された。発行元は現代の理論社。1989年12月に休刊するまで4年半の季刊時期を除き20年以上にわたって月刊で発行された。第二次創刊号編集後記には「いまここに『現代の理論』を再生させて読者の前におとどけする。この再生は『現代の理論』の単なる復活ではなく、一九六四年の現時点における新生である。」とあり、第一次『現代の理論』を継承する雑誌であることを明記していた。井汲卓一、長洲一二、佐藤昇、安東仁兵衛らを中心メンバーに、幅広い執筆者を結集した。冷戦下の平和共存論、日本資本主義分析としての国家独占資本主義論、スターリン主義批判、マルクス研究、環境論、市民社会論、ユーロコミュニズムの紹介をおこなった。労働運動、原水禁運動、学生運動など実践運動にも多くの誌面が割かれた[1]。柴田翔の小説が連載されたこともあった。
休刊号(268号)「休刊のお知らせ」によれば、休刊理由は発行部数の低下など経営不振であった。