名古屋市瑞穂公園ラグビー場

From Wikipedia, the free encyclopedia

名古屋市瑞穂公園ラグビー場(なごやしみずほこうえんラグビーじょう)は、愛知県名古屋市瑞穂区山下通名古屋市瑞穂公園にあるフットボール専用の球技場。施設は名古屋市が所有し、公益財団法人名古屋市教育スポーツ協会が指定管理者として運営管理を行っている。

位置 北緯35度7分17.21秒 東経136度56分33.17秒
修繕 1990年3月[1]
2025年11月
所有者 名古屋市
概要 パロマ瑞穂ラグビー場 名古屋市瑞穂公園ラグビー場, 施設情報 ...
パロマ瑞穂ラグビー場
名古屋市瑞穂公園ラグビー場
(2022年3月12日)
名古屋市瑞穂公園ラグビー場の位置(名古屋市内)
名古屋市瑞穂公園ラグビー場
施設情報
所在地 名古屋市瑞穂区山下通5-4[1]
位置 北緯35度7分17.21秒 東経136度56分33.17秒
修繕 1990年3月[1]
2025年11月
所有者 名古屋市
運用者 公益財団法人名古屋市教育スポーツ協会
グラウンド 天然芝[1]
ピッチサイズ 135m×80m
照明 鉄塔式4基500Lx
大型映像装置 アストロビジョン
使用チーム、大会
トヨタヴェルブリッツ
豊田自動織機シャトルズ愛知
当項目を参照
収容人員
10,400
アクセス
#アクセスを参照。
テンプレートを表示
閉じる

ガス機器メーカーのパロマ命名権を取得し、2015年4月1日から「パロマ瑞穂ラグビー場」(パロマみずほラグビーじょう)の名称を用いている。

概要

瑞穂公園(旧・瑞穂運動場)の南端に位置する。1990年に「瑞穂公園ラグビー場」として全面改築の上で開場した[1][2]全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会、地元のアマチュア公式戦、第49回国民体育大会(わかしゃち国体、1994年)のラグビー競技などが開催された。

1992年から2001年まではJリーグ名古屋グランパスエイトが年間数試合を開催(特に1994年第1ステージまでは、隣接する名古屋市瑞穂公園陸上競技場〈現・パロマ瑞穂スタジアム〉の全面改修のため、暫定的に本拠地とした)。また、2007年9月29日柏レイソル戦を開催した。J1開催については、Jリーグライセンスでは、芝生席を除いた固定座席でJ1リーグ基準15000人以上を必須(A等級基準)としており、実勢収容人員でJ1基準を充足していない(J2以下の基準については充足している)。

施設概要

ラグビー場

  • 敷地面積:26,000.00m2[1]、建築面積:3,160.35m2[1]、延床面積:6,080.84m2[1]、スタンド面積:6,080.84m2[1]
  • 収容人員:10,400人(メインスタンド・バックスタンド:計7,800人、サイドスタンド:計1,500人、サイドスタンド後方は立見席)。車いす席:75人。[3][4]
  • ナイター照明設備:4基(コーナー部分に設置)
  • アストロビジョン[5]
    • 1994年のわかしゃち国体の開催に向けた1990年の施設改修により、2色磁気反転型(黒とオレンジ色)の掲示板を設置していたが、老朽化が著しいため2014年に機材の入れ替えを行った。これまでは選手名表記はカタカナのみだったが、今回の改修で、漢字表記、更に映像の取り込みもできるように改善された。
  • 天然芝ピッチ

ラグビー練習場

ラグビー場の補助グラウンドとして、「パロマ瑞穂ラグビー練習場」が併設されている。2014年11月にグラウンドを人工芝化し、試合前の練習や、地域大会、少年ラグビー(タグラグビー)レベルでの試合に使われている。フットサルにも利用可能。

  • ピッチサイズ:ロングパイル人工芝2400㎡ 縦60m×横40m。フットサルに使用する場合は33m×23m2面分可能[6]

設備改修

芝の改良

芝生の改修は一度、改築時の1990年度に行い、ティフトン419バミューダグラスと、山砂に土壌改良剤を散布し、さらに暗渠排水(セルシステム)を導入して、常緑化できるようにする予定だったが、1992年に土壌が固結化し、透水性に問題が生じてしまっており、ほとんど芝生が生息されていない状態になっていた[7]

その中で、1993年のJリーグ第1ステージ(サントリーシリーズ)第3節(同年5月22日)に行われた「名古屋グランパスエイト対横浜マリノス」戦では、豪雨の影響に加え、芝生がいたるところにわたり剥げ上がる状態となっていた。試合は前半32分にエバートンの先制点で横浜Mがリードしたが、後半32分(通算77分)に名古屋・沢入重雄が同点ゴールを奪い、その後サドンデスゴール方式(当時)による15分ハーフの延長戦でも決着が付かず、Jリーグ発足後初めてのPK合戦に勝敗がゆだねられた[8]。しかし、それぞれ最初のキッカーが失敗したのち、2-4人目はいづれも成功。5人目、先攻の名古屋・藤川久孝が決めたのち、横浜M・三浦文丈のキックは、ぬかるんだグラウンドに出来た水たまりにボールが止まり、名古屋のゴールキーパー伊藤裕二によってはじかれ失敗し、4-3のスコアで名古屋が劇的な勝利を飾った[9][10]

この試合をきっかけに、瑞穂ラグビー場の芝生の改良工事を行うことになった。元々から1994年に行われることになっていた第49回国民体育大会(わかしゃち国体)の開催に備えて、1993年9月-1994年3月の予定で芝生の張替えを予定しており、グランパスの暫定本拠地として使用する当ラグビー場の芝生を、洋芝を撒いたオーバーシードでの張替えを働き掛けたものの、当時の管理者だった名古屋市からの許可が下りなかったため、当初は高麗芝を維持する方針だったが、上記の試合を問題視し、山砂の洗砂に土壌改良したものを上層部に敷き、下層は既存の土と新たに配合した山砂の洗砂をそれぞれ50%ずつの割合で配合・混成し、オーバーシードを施すことになり、まず1993年の夏季にフィールドの中央部分(競技フィールド)、残りの外周部分は1993年のシーズン終了後から1994年にかけて、2度にわたり改良工事を行うことになった[7]

アジア大会に向けた全面改修

2024年5月から、瑞穂公園一帯を主会場とする2026年アジア競技大会に向けた会場整備の一環として、大規模な改修工事に着手。2025年11月5日に竣工した[2][3][4]。あらたな収容人数は、メインスタンドとバックスタンドで7800席、サイドスタンドで1500席(後方は立見席)となり、計1万400人となる。芝が張り替えられ、照明をLED化し、映像装置はフルハイビジョンとなった。ベンチシートだった客席は、背もたれ式でクッションとドリンクホルダー付きの個席に変更。席の色は当ラグビー場をホームスタジアムとするリーグワントヨタヴェルブリッツの緑と同・豊田自動織機シャトルズ愛知の青を基調としている。通路に手すりを設置し、メインスタンド側の車いす席は7席から74席に、バリアフリートイレは4か所から5か所に増設。選手ロッカー室とシャワー室も改修された。総改修費用は46億5000万円[3][4]

改修されたスタジアムは、2025年11月15日に第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会愛知県大会決勝で初めて使用され[11]、こけら落としは11月29日のトヨタヴェルブリッツとコベルコ神戸スティーラーズによるプレシーズンマッチとなる[3]。ジャパンラグビーリーグワン公式戦としては、12月13日の豊田自動織機シャトルズ愛知と花園近鉄ライナーズによる2025-26シーズン開幕戦が最初の使用となる[3]

開催された主なイベント・大会

ラグビー

国内大会

国際大会

サッカー

その他

交通アクセス

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI