田中宗一郎
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人物
作品のレビューではアーティストに対して極端に心酔する過剰な表現による文体が特徴。近年[いつ?]はシニカルでブラックユーモア色の濃い記事を書くことが増えている。
全作品で日本盤のライナーノーツを手掛けるレディオヘッドに対してはその極端な心酔が顕著に表れており、ある作品では「助けて」という単語を数行にわたって連呼する前代未聞の寄稿をしている。
レディオヘッドについてはブレイク前の1st『パブロ・ハニー』期から取材にかかわっている数少ない人物の一人であり、レディオヘッド活動休止中にトム・ヨークへの単独取材を『snoozer』に掲載[2]。
ロック、ポップからハードロック、テクノ、エレクトロニカまでポピュラーミュージック全般に造詣が深いが、自身が最も好きなジャンルは1950〜1960年代のオールディーズ的ポップス。
産業ロック、ポップメタル、ヴィジュアル系バンドが『snoozer』誌面にて大きく取り上げられることはなかった。自身がそのムーブメント作りに貢献したともいわれているロキノン系といわれるジャンルに寄り添いつつも、アンダーグラウンド方面のジャンルにも踏み込んだ執筆を行っている。
作曲が趣味でもあり、若い頃は音楽活動も行っていた。作った曲を、親交が深いくるりの岸田繁に聞かせてダメ出しを受けたことがある。ポピュラー・ミュージックのライターとしては珍しく、楽曲のキーやコード、リズムパターン、ミキシングなどの専門的な音楽知識を交えてレビューを展開することも多く、ロッキング・オン退社後は年を重ねるにつれその傾向が強まっている。
キャリアの長い高齢、ベテランのミュージシャンのインタビューを『snoozer』で取り上げることは非常に少なく、また、バンド再結成についての記事を取り扱うこともほぼない。