疾病負荷

From Wikipedia, the free encyclopedia

世界の疾病負荷(WHO、2019年)[1]
順位疾病DALYs
(万)
DALYs
(%)
DALYs
(10万人当たり)
1 新生児疾患20,182.18.02,618
2 虚血性心疾患18,084.77.12,346
3 脳卒中13,942.95.51,809
4 下気道感染症10,565.24.21,371
5 下痢性疾患7,931.13.11,029
6 交通事故7,911.63.11,026
7 COPD7,398.12.9960
8 糖尿病7,041.12.8913
9 結核6,602.42.6857
10 先天異常5,179.72.0672
11 背中と首の痛み4,653.21.8604
12 うつ病性障害4,635.91.8601
13 肝硬変4,279.81.7555
14 気管、気管支、肺がん4,137.81.6537
15 腎臓病4,057.11.6526
16 HIV / AIDS4,014.71.6521
17 その他の難聴3,947.71.6512
18 墜死3,821.61.5496
19 マラリア3,339.81.3433
20 裸眼の屈折異常3,198.11.3415

疾病負荷(しっぺいふか、: disease burden)とは、経済的コスト、死亡率、疾病率で計算される特定の健康問題の指標のことである。疾病負荷は、死亡率や疾病率の両方とも一つの指標に結びつけた質調整生存年[2] (QALYs) または障害調整生命年 (DALYs) の用語で数値化される。疾病負荷は様々なリスク要因や疾病による疾病負荷の比較を容易にする。疾病負荷は健康影響について起こりうるインパクトを予測することもできる。

世界保健機関 (WHO) は、様々な環境問題について国または地域で疾病負荷をどのように算出するのか詳細な説明[3]を提供している。WHOによって使われている関連した概念は障害損失年数 (years lost due to disability, YLD) であり、これは個人の相対的に重大な健康損失も考慮に入れられている。障害損失年数は、健康を損ねた状態で過ごした期間を損失年数として等価で算出したものである。2004年において、障害損失年数の世界で最も重大な原因は男性女性とも単極性うつ病である[4]

WHOは2004年に、世界では傷病によって150億DALYが失われていると推計している[5][6]

障害調整生命年 (DALY) = 損失生存年数 (YLL) + 障害生存年数 (YLD)[7]
疾病分類 YPLLに占める割合
(%, 全世界)[6]
DALYに占める割合
(%, 全世界)[5]
YPLLに占める割合
(%, 欧州)[6]
DALYに占める割合
(%, 欧州)[5]
YPLLに占める割合
(%, 米・カナダ)[6]
DALYに占める割合
(%, 米・カナダ)[5]
感染寄生病、とくに下気道感染、下痢AIDS結核マラリア 37%26%9%6%5%3%
神経精神症状(うつ病など) 2%13%3%19%5%28%
外傷、とくに交通事故 14%12%18%13%18%10%
循環器疾患、主に心筋梗塞脳梗塞 14%10%35%23%26%14%
早産と新生児死(乳児死亡率) 11%8%4%2%3%2%
悪性腫瘍 8%5%19%11%25%13%

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI