痛散湯
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痛散湯(つうさんとう)は、再春館製薬所が販売する、一般名としては麻杏薏甘湯加防已(まきょうよく・かんとう・かぼうい)と称される一般用生薬製剤である[1]。
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【製品】左:顆粒タイプ (商品名:再春痛散湯エキス顆粒) 右:煎じタイプ(商品名:痛散湯) | |
| 販売会社 | 再春館製薬所 |
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| 種類 | 一般用医薬品(指定第二類医薬品) |
| 販売開始年 |
煎じタイプ:1960年 顆粒タイプ:1969年 |
| 外部リンク | https://www.saishunkan.co.jp/tsusanto/ |
指定第二類医薬品に区分されるため、ラジオCMでは「薬剤師又は登録販売者にご相談の上、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。」のアナウンスが流れる。しかし、再春館製薬所の通信販売及び直営店舗でしか購入できないため、一般用医薬品でありながら薬局やドラッグストアでは購入できない特殊な市販薬である。同じ薬を要する場合、薬研による調合を行なっている漢方薬局に調合を依頼する必要がある。
日本で唯一、従来から通信販売が行なわれていた医薬品でもある。
痛散湯には2種類の製品があり、煎じタイプ(商品名:痛散湯)と、顆粒タイプ(商品名:再春痛散湯エキス顆粒)がある。1960年に煎じタイプ、1969年に顆粒タイプの製造販売承認を取得している。
製品概要
痛散湯は、後漢の張仲景が書いた漢方の古典である『金匱要略』に記載されている麻杏薏甘湯を処方の由来としており、これに、痛みの改善を目的として「利水消腫」の効能を持つ防已(ボウイ)が加えられた(加防已)独自の処方である[2][1]。 また、漢方医学独自の「気・血・水」の考え方に基づいて開発された製剤で、独自に配合された生薬の相乗効果で痛みを徐々に緩和する。対症療法的に痛みを緩和させる西洋医学とは異なり、「根本治療」考え方に基づき「気・血・水」のバランスの乱れを改善し、痛みが起こりにくい体質へと改善していく医薬品である。[3][4]。
痛散湯の特徴として、化学原料を一切使用せず生薬のみを原料として製造されている。そのため、身体への作用は穏やかだが、継続することにより慢性的な痛みに効果を発揮する[5]。痛散湯を販売している再春館製薬所では、「養生」という考え方がなされているが、これは、身体に本来備わっている自然治癒力を最大限に活かすために、普段から食べ物を工夫したり身体を気遣ったりすることをいう[6]。
防已が追加されていない「麻杏薏甘湯」はツムラでも取り扱っている。