白子 (精巣)
食材としての、魚類の精巣のこと
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フグの白子
フグの身や内臓には猛毒であるテトロドトキシンが蓄積される。どこに蓄積されるかはフグの種類ごとに違うが、白子は比較的テトロドトキシンが蓄積される種が少なく(皆無ではない)、うまみも芳醇であることから食用に供される。
サケの白子
タラの白子
一般的にスケソウダラの白子を助子(スケコ)・マダラの白子を真子(マコ)とも呼び、その他地方名として北海道では「タチ・タツ」(すけだち・まだち)。津軽では「タヅ」。南部、伊達では「キク」。秋田県、山形県、福井県嶺北地方では「だだみ」。 京都府、福井県嶺南地方などでは「雲子(くもこ)」と呼ばれることが多い。他にも「雲腸(くもわた)」、「菊腸(きくわた)」と呼ぶ[3]。
このタラ・スケソウ類の「タチ」「クモコ」は、他の魚類の精巣とちがい、うねった襞のような形状をしている[4][3]。
室町時代の『親元日記』(寛正6/1465年正月の条)に、「鱈の膓(タラの腸)」を「不来々々(コズコズ)」またはゲン担ぎで逆の「来々(クルクル)」と呼び換えて、新年の食べ物に供するとあり[5]、これは「タラの白子」の事ではないかと考察される[6]。新井白石(書簡)によれば、「クルクル」というのは、そもそもその「クルクル巻き」な形状から名付けられたのではないか、としている[5]。
焼き物・天ぷら・味噌汁・鍋の具材としても利用され、近年は海外からも輸入されている。