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硫酸亜鉛

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硫酸亜鉛(りゅうさんあえん Zinc sulfate)は、硫酸と亜鉛の塩である。水溶液から結晶化させると、温度によって7、6、または1水和物が得られる。皓礬(こうばん)とも呼ばれる斜方晶で水によく溶け、繊維工業、医薬品、また条件付きで食品添加物[4]にも使用される。

概要 物質名, 識別情報 ...
硫酸亜鉛
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
DrugBank
ECHA InfoCard 100.028.904 ウィキデータを編集
EC番号
  • 231-793-3
KEGG
RTECS number
  • ZH5260000
UNII
国連/北米番号 3077
性質
ZnSO4
モル質量
  • 161.44[1] g/mol (無水物)
  • 179.47 g/mol (一水和物)
  • 287.53 g/mol (七水和物)
外観 白色の粉末
匂い 無臭
密度 3.54 g/cm3 (無水物)
2.072 g/cm3 (六水和物)
融点 680℃ 分解 (無水物)
100 °C (七水和物)
70 °C, 分解 (七水和物)
沸点 740℃(無水物)
280 °C, 分解 (七水和物)
57.7 g/100 mL, 無水物 (20 °C) (pH 5未満の水溶液)[2]
溶解度 アルコール
磁化率 −45.0·10−6 cm3/mol
屈折率 (nD) 1.658 (無水物), 1.4357 (七水和物)
熱化学
標準モルエントロピー S⦵ 120 J·mol−1·K−1[3]
標準生成熱 (ΔfH⦵298)
−983 kJ·mol−1[3]
危険性
GHS表示:
腐食性物質急性毒性(低毒性)水生環境への有害性
Danger
H302, H318, H410
P264, P270, P273, P280, P301+P312, P305+P351+P338, P310, P330, P391, P501
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
NFPA 704 four-colored diamondHealth 3: Short exposure could cause serious temporary or residual injury. E.g. chlorine gasFlammability 0: Will not burn. E.g. waterInstability 0: Normally stable, even under fire exposure conditions, and is not reactive with water. E.g. liquid nitrogenSpecial hazards (white): no code
3
0
0
引火点 不燃性
安全データシート (SDS) ICSC 1698
関連する物質
その他の
陽イオン
関連物質 硫酸銅(II)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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粗製亜鉛から湿式精錬によって亜鉛を精錬するときの中間生成物である。

7水和物では、H2O6分子が亜鉛に、1分子が硫酸イオンの酸素に配位している。

加熱すると約250°Cで無水物(密度3.74g/cm3)となり、600°CでZn3O(SO4)2に、930°Cで酸化亜鉛ZnOに分解する。

製法

炭酸亜鉛か酸化亜鉛を硫酸に溶かして得られる。亜鉛を直接硫酸に溶かしても得られるが、このとき副生する水素により硫酸が還元され不純物が生じるため用いられない。

再結晶で得られる結晶は0-39°Cで7水和物、39-60°Cで6水和物、60-100°Cで斜方晶系である。他にも不安定な単斜晶の7水和物、4水和物、2水和物も知られている。

用途

工業的には顔料、媒染剤、木材の防腐剤、亜鉛めっき液として利用される。農業用殺菌剤として1948年9月27日に登録を受けたが、2010年1月31日に失効した[5]。希薄溶液は医薬品として、収斂剤や点眼薬に利用される。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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