湿式精錬(しっしきせいれん、en:hydrometallurgy)は金属精錬に液体を使う技術の総称。
伝統的な熱による精錬を乾式精錬と呼び区別する場合の対語。
鉱石やスクラップなど再生素材を加熱溶解させる替わりに、酸やアルカリ水溶液中でイオンとして溶出、濃縮、精製する。
鉱石の溶錬のほか、破砕や選鉱も不要な場合もあるため特に銅で普及しつつある[1]。
水溶液からの固体回収は電気分解(電解採取)が主で、ほかに結晶化や難溶性塩の形成
(シアン化合物を用いた金・銀の青化法が代表的[2])などにより沈殿分離される。
バクテリア[注釈 1]を利用して、鉱脈から直接回収する研究もなされている[1]。