相席ブロック

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相席ブロック(あいせきブロック)は、主に高速バスなどの座席予約を伴う交通機関において、1人の乗客が隣り合う複数の座席を予約し、出発直前に一部をキャンセルすることで、意図的に隣席を空席にする(相席をブロックする)迷惑行為を指す。

1980年代高速バス路線が急増した際、長距離路線の発券期間は予約後3日以内や乗車日の3日前などと設定される例が多かったが、中距離路線では定められていなかった。中距離路線は電話で予約して当日に支払うこととなっていた。特にインターネットを介したウェブ決済が主流になると、直前にキャンセルをすることへの心理的ハードルが下がった。窓口でキャンセルをすることは心理的な負担があるが、インターネットの場合は体裁を気にすることなくキャンセルができるためである[1]

ジェイアールバス関東の営業部担当者は相席ブロックに関して、自分の前後左右の座席を取るのが当たり前で、特に悪質な場合は2階建ての車両の1階部分を全部抑える事例もあると証言している[2]。相席ブロックは民法709条により損害賠償の対象となりうるほか、刑法233条偽計業務妨害罪に該当する可能性がある[3]

快適性

相席ブロックの背景には、相席回避による快適性や相席に対する心理的抵抗が指摘されている[4][5]。例えば、隣に荷物を置くスペースを作ったり、体の大きい人の場合は隣に人がいて窮屈に感じないようにしたりすることが挙げられる[5]

防犯

他に空席があるにもかかわらず意図的に女性の隣の席を確保する男性もおり[6]痴漢等の性犯罪行為が発生している。そのため隣に男性が座ることに不安を感じるという女性の声もある[4][7]

対策

関連項目

脚注

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