矢嶋組
愛媛県今治市に本部を置く暴力団
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歴史
初代矢嶋組
1955年、明石の博徒・矢嶋清の息子・矢嶋長次と森川組初代組長・森川鹿次の娘(春子の連れ子)・栄子が結婚した。矢嶋長次は、森川鹿次の家の向かいに、新居を構えた。矢嶋長次は、矢嶋組を結成した。
1960年(昭和35年)、三代目山口組田岡一雄組長から盃を貰い、山口組直参となった。当時、24歳、山口組最年少直参昇格であった[1]。
1964年(昭和39年)、白昼に展開された松山市での郷田会と矢島組の市街戦がテレビで実況中継された[2]。双方が一歩も引かぬ意地を見せる命の応酬は3時間以上に及んだ[2]。
二代目矢嶋組
1989年、矢嶋長次は、隠退した。同年9月、渡辺芳則五代目は、二代目矢嶋組・山田忠利組長を五代目山口組直参にした[3]。その後、六代目山口組直参。
三代目矢嶋組
2016年1月7日、兵庫県警暴力団対策課と葺合警察署などは、乗用車を虚偽登録したとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、山口組矢嶋組中山和広組長(66)を逮捕した[4]。逮捕容疑は、実際は中山組長が使う乗用車であるにもかかわらず、妻を使用者と偽り、2015年春に四国運輸局愛媛運輸支局に自動車登録の申請などをした疑い。乗用車は中山組長の送迎車とみられ、神戸市灘区の山口組総本部を訪れる際に乗っていたことが確認されており、兵庫県警は、車の販売会社が暴力団と取引を拒否する条項を掲げていたため、妻の名義を借りた、とみている。翌8日、同容疑の関係先として、兵庫県警は50人規模体制で山口組総本部を家宅捜索した[5]。
四代目矢嶋組
2023年11月、武智浩三が六代目山口組直参昇格[6]。六代目山口組慶弔委員[6]。
2025年7月3日、岐阜県警は、犯罪収益を含むと知りながら現金を受け取ったとして、組織犯罪処罰法違反の疑いで、武智浩三組長(57)と同幹部小野竜也(49)を逮捕した[7]。逮捕容疑は2024年1月下旬ごろ組事務所で、特殊詐欺で得た犯罪収益を含むと知りながら組員から上納された現金8万円を受け取った疑い[7]。養老警察署によると、2023年に岐阜県養老町で起きた特殊詐欺の捜査で発覚したという[7]。
歴代組長
関連書籍
- 正延哲士『瀬戸内遊侠伝 博徒・森川鹿次の生涯』(2000年5月、洋泉社)ISBN 4-89691-458-9
- 劇画
- 画:木村栄志 劇画『実録残侠博徒ヤクザ伝 森川鹿次』(2006年、竹書房バンブーコミックス)原作:正延哲士・脚本:天龍寺弦
- 劇画『実録残侠博徒ヤクザ伝 森川鹿次 義侠二代編』(2006年6月)ISBN 4-8124-6347-5
- 劇画『実録残侠博徒ヤクザ伝 山口組直参森川組二代目矢嶋長次 博徒の本流編』(2006年10月)ISBN 4-8124-6369-6
- 作画:田丸ようすけ 劇画『矢嶋組VS郷田会』(2015年、笠倉出版社カルトコミックス)原作:土井泰昭
関連映像作品
- 『実録 鯨道8 瀬戸内戦争「道後白昼市街戦」矢嶋長次』(2001年、プレイビル・ドーダサービス)
参考文献
- 正延哲士『瀬戸内遊侠伝 博徒・森川鹿次の生涯』洋泉社、2000年、ISBN 4-89691-458-9
- 原作・溝口敦、脚本・笠井和弘、画・ももなり高 劇画『荒らぶる獅子 第7巻』竹書房バンブーコミックス、2005年、ISBN 4-8124-6224-X
- 「国会会議録・第046回国会 地方行政委員会 第54号」
- 「国会会議録・第046回国会 地方行政委員会 第55号」