秋葉重幸
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1980年末から、海底ケーブルに光ファイバ通信技術が導入され、国際間の通信量が膨大になった。しかし、従来の通信方式では、ギガビット以上の伝送容量を実現するには信頼性、経済性の面で海底中継回路の高速化に限界があった。そこで、簡易な構成で飛躍的な伝送容量増加が図れる直接光増幅中継方式の開発が必要となる。秋葉らは、1980年後半から開発が進展したエルビウム光ファイバ増幅器に着目し、5Gbit/sの長距離光増幅海底ケーブルの研究開発を世界に先駆け着手し、成功した。
従来の再生中継伝送とは全く異なる新しい光増幅中継伝送による海底システムを実用化し、世界の主だった光海底ケーブルにその技術が適用され、今日のグローバル通信の基盤構築に多大な貢献を行った。
開発した光増幅海底ケーブル方式は、日米間の直結ルートを含む第5太平洋海底ケーブルネットワーク(TPC 5 CN)に適用されたのをはじめ、東南アジア諸国を結ぶAPCN海底ケーブルや欧州とアジアを接続するFLAG海底ケーブルに使用されているほか、海外の国内および国際海底ケーブルにも広く使用されている。