KDDI

日本の東京都港区にある電気通信事業者 From Wikipedia, the free encyclopedia

KDDI株式会社(ケイディーディーアイ、: KDDI CORPORATION[広報 1])は、「au」ブランドを中心とした大手通信キャリアKDDIグループの中核企業。東京都港区高輪に本社を、新宿区西新宿登記上の本店を置く[1]日経平均株価TOPIX Core30JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[2][3][4]

市場情報
東証プライム 9433
1993年9月3日上場
略称 KDDI
概要 種類, 機関設計 ...
KDDI株式会社
KDDI CORPORATION
本社が入居するTAKANAWA GATEWAY CITYTHE LINKPILLAR 1 NORTH
本社が入居するTAKANAWA GATEWAY CITY
THE LINKPILLAR 1 NORTH
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社
市場情報
東証プライム 9433
1993年9月3日上場
略称 KDDI
本社所在地 日本の旗 日本
108-8618
東京都港区高輪二丁目21番1号 THE LINKPILLAR 1 NORTH
北緯35度38分10.6秒 東経139度44分24.1秒
本店所在地 163-8003
東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 KDDIビル
北緯35度41分16.3秒 東経139度41分42.6秒
設立 1984年(昭和59年)6月1日
第二電電企画株式会社)
業種 情報・通信業
法人番号 9011101031552 ウィキデータを編集
事業内容 電気通信事業法に定める電気通信事業
代表者
資本金 1418億5200万円
(2025年3月31日)
発行済株式総数 21億9184万6416株
(2025年3月31日)
売上高
  • 連結:5兆9179億5300万円
  • (2025年3月期)
経常利益
  • 連結:1兆1046億2500万円
  • (税引前当期利益、2025年3月期)
純利益
  • 連結:6856億7700万円
  • (当期利益、2025年3月期)
純資産
  • 連結:5兆1280億7200万円
  • (親会社の所有者に帰属する持分、2025年3月期)
総資産
  • 連結:16兆8762億1900万円
  • (2025年3月期)
従業員数
  • 連結:64636名
  • 単独:9483名
  • (2025年3月期)
決算期 3月31日
会計監査人 PwC Japan有限責任監査法人
主要株主
主要子会社
関係する人物
外部リンク www.kddi.com ウィキデータを編集
特記事項:KDDIは国際会計基準に基づき、連結財務諸表を作成している(参照:KDDI株式会社『第41期 有価証券報告書』、2025年6月13日、1-2頁)。
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2019年5月15日から採用されているブランドスローガンは、「Tomorrow, Together[5]

概要

2000年に第二電電(DDI)、ケイディディ(KDD)、日本移動通信(IDO)の3社合併により、株式会社ディーディーアイ(通称・ロゴマークともに「KDDI」[注釈 1][6])が発足[7][8]

2001年4月、通称としていた「KDDI」が正式に社名として採用され、ケイディーディーアイ株式会社[注釈 2]に変更(翌2002年11月、ローマ字商号の解禁により現在の社名に変更)した[8][9]

前身の一つであるKDDは、国内外で通信ケーブル海底ケーブル衛星通信KDD研究所NTTグループに迫るインフラ資産を擁していた。これは元々、同社が1953年に国際通信網整備のため旧電電公社から分離・設立された特殊会社であったためである。それ故に、NTTとKDDIは兄弟会社にあたる。

合併当初はNTT最大のライバル企業であったが、2013年ごろより3番手のソフトバンクM&A戦略や番号ポータビリティによる契約者の奪い合いなどで売上高では猛追を受けている。

国内・国際通信全般を手掛けており、主に

などの電気通信役務を行う。

また、旧KDDに由来するNHKワールド・ラジオ日本北朝鮮向け短波放送しおかぜ」の電波を送信している八俣送信所茨城県古河市)や国際通信を行うKDDI山口衛星通信センター山口県山口市)、アメリカアジア間の海底ケーブルハブ拠点となっている千倉海底線中継所千葉県南房総市[10][11]などを保有している。

NTTグループに続き、災害対策基本法に基づく内閣総理大臣の指定を受けており、災害時には他の指定公共機関同士の通信を優先的に確保し円滑に行う義務を負う。

電気通信事業法附則第五条の国際電電承継人である。同規定により、NTT東日本NTT西日本とともに電報の事業に係る業務のうち受付及び配達の業務を行うことが認められている。

女性活躍推進に優れている企業を選定・発表している経済産業省東証の共同企画である「なでしこ銘柄」に第一回(平成24年度)から6年連続で選定されていた[12]

かつての主要株主

沿革

日本国内の電気通信業界の主な変遷(2019年4月現在)

現在のKDDIは2000年10月1日に、

の3社合併(存続会社はDDI)で誕生した(前述)。3社合併は各社の大株主であった京セラとトヨタ自動車の包括的提携が後押ししたこともあり、両社はKDDIの主要株主に名を連ねている。

2001年には沖縄を除く旧DDIセルラー系携帯電話会社を統合したエーユー[14]、2005年にはツーカー各社[15]、2006年には業務提携先の東電系であったパワードコム[16]をそれぞれ統合し今日に至る。

なお、パワードコムとの合併に伴い、東電が京セラ、トヨタに次ぐ大株主となり、東電を含む電力系の通信インフラを活用しサービスの向上を図ることとなる。また合併後の出資比率の調整のため、旧第二電電は合併直前、トヨタを引受先とした第三者割当増資を実施した。

年表

2000年代

  • 2000年(平成12年)
  • 2001年(平成13年)
    • 3月31日:ディーディーアイを完全親会社、エーユーを完全子会社とする株式交換を実施[19]。これに伴い、順次全国の「auショップ」のシステムを統合。
    • 4月1日:商号をケイディーディーアイ株式会社: KDDI CORPORATION)に変更のうえ[9]新宿区西新宿二丁目に本社移転。
    • 10月1日:子会社のエーユーを吸収合併[14]。KDDIの直営事業に移行したことに伴い、携帯電話サービス「au」の広報用ロゴを「au by KDDI」、マークの配色を赤色からオレンジ色主体へと統一した[注釈 6]
  • 2002年(平成14年)
    • 11月1日:ローマ字商号の解禁により、商号をKDDI株式会社に変更(英文社名は据え置き)。
    • 11月:旧KDD時代の専用線やIP-VPNなど、法人向け通信サービス「ANDROMEGA」の国内使用を中止(米国や欧州などの国際通信ソリューションサービスとしては継続)。
  • 2003年4月から2025年4月まで本社が入居していたガーデンエアタワー
    2003年(平成15年)
    • 3月31日:「au」のPDC方式終了(新規受付は2002年3月に終了)。
    • 4月1日:本社機能・東京地区の業務拠点を、千代田区飯田橋三丁目のガーデンエアタワーに移転(登記上の本店はKDDIビルに据え置き)。
  • 2004年(平成16年)
  • 2005年(平成17年)
    • 3月25日:携帯電話事業のツーカーセルラー東京、ツーカーセルラー東海、ツーカーホン関西の3社を完全子会社化(同年10月1日に合併[15][22]
    • 4月:連結子会社として、KDDIテクニカルエンジニアリングサービス(現・KDDIエンジニアリング)を設立。
  • 2006年(平成18年)
  • 2007年(平成19年)
    • 8月29日:WiMAX事業準備会社のワイヤレスブロードバンド企画を設立[26]
    • 9月27日:インテルJR東日本、京セラ、大和證券、三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)の5社が、ワイヤレスブロードバンド企画に資本参加[26]
    • 12月1日:KDDIネットワーク&ソリューションズの法人向け一部業務を、吸収分割で承継[27]
  • 2008年(平成20年)

2010年代

  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)
    • 1月16日:「au」ブランドの広報用ロゴデザインを「au」(筆記体風ロゴ)に変更。
    • 3月:東電より、ジャパンケーブルネットホールディングス[注釈 7]の保有分全株式を取得[39]
    • 7月22日:周波数再編に伴い、「cdmaOneサービス」を終了。これにより、日本国内から2.5G以前の通信方式は全て姿を消すこととなり、3GCDMA 1Xサービス(後の「au 3G」)も同日付で終了した。
    • 9月21日:「iPhone 5」の発売開始に併せ、3.9GLTEサービス「au 4G LTE」を2.1 GHz帯で順次開始。
    • 11月2日:au 4G LTE対応スマホを発売。N800MHz(新800MHz)帯と、1.5GHz帯での「4G LTE サービス」を順次開始。
  • 2013年(平成25年)
    • 4月17日:TOBにより、ジュピターテレコムの株式を追加取得。同社株式の持株比率を、40.47%に引上げ[40]
    • 2月31日:KDDI & BTグローバルソリューションズが解散[41]
  • 2014年(平成26年)
    • 2月:金融サービス子会社のKDDIフィナンシャルサービス(現・auフィナンシャルサービス)を設立。
    • 6月:大手総合商社住友商事、ミャンマー情報通信省管轄のミャンマー郵電公社と合弁で、KDDI Summit Global Myanmar Co., Ltd.(KSGM)を設立[注釈 8][42][43]
    • 8月21日:エンタメニュースサイト「ナタリー」のナターシャの株式90%を取得[44]
  • 2015年(平成27年)
    • 4月14日:大手総合人材サービスのビズリーチから、ルクサを買収する旨を発表[45][46]
    • 8月20日:大手民放テレビ朝日と、スマホ向け動画配信事業で業務提携[47]
    • 8月25日:ルクサと共同で、「au WALLET Market」サービスをauショップの一部店舗で開始[48]
  • 2016年(平成28年)
    • 5月30日、無料ニュース配信アプリ「ニュースパス」の提供開始を発表[49]
    • 12月28日:KDDIコマースフォワード(旧Deコマース)が開業[注釈 9][50]
  • 2017年(平成29年)
    • 1月30日:「auショッピングモール」と「DeNAショッピング」の両サービスを、「Wowma!」[注釈 10]に統合。
    • 1月31日:大手ISPのビッグローブの全株式を取得[51]
    • 2月9日:高級旅館専門の宿泊予約サイト「Relux」のロコパートナーズの買収を発表[52]
  • 2018年(平成30年)
  • 2019年(平成31年・令和元年)

2020年代

  • 2026年(令和8年)
    • 3月1日:マンション向け一括受電サービス「au エナジーサプライ」を、関西電力系のNext Powerに売却(予定)[91]
    • 4月1日:クラウドサービス子会社のアイレットを母体に、同社親会社のKDDI Digital Divergence HoldingsとKDDIのシステムエンジニアリングの一部機能を統合し、KDDIアイレットを設立する予定[92]

識別番号

事業者識別番号は国内向け電話(市内・長距離・携帯電話)が0077、国際電話は001である。

旧日本高速通信(TWJ、テレウェイ→KDDへ合併)由来の識別番号0070は、2002年6月末をもって終了[広報 4]し、フリーフォン(事業者対象[注釈 12]の通話料着信者払いサービス)とDOD(データオンデマンド)サービス(いずれも0070番号の新規申込は受け付けていない)のみに使用されていたが、0070番号の使用期限切れに伴い2010年3月末にサービスを終了した[広報 5]

旧第二電電(DDI)由来の国際電話の識別番号0078は、2004年2月29日をもって終了した[広報 6]

旧KDD由来の国内電話(市内、長距離)の識別番号001(1円電話)は、2005年8月31日をもって終了した[広報 7]

なお、旧国際電電時代から継続していた国際オペレータ通話0051は、利用者の激減に伴い2010年3月末でサービス終了予定であった[広報 8]が、サービスを改定した上で現在も継続されている[広報 9]

また現在、NTT西日本が使用している0039は、旧KDDがホームカントリーダイレクト(相手国の電話会社のオペレータに接続する国際電話。海外から日本ならジャパンダイレクトがこれにあたる)で使用していたものである。

運営事業

かつて運営した事業

日本国外の電気通信事業

1970年代後半から1980年代後半に、旧KDDの日本国外での現地法人として、主に日本人、日本法人向けに開業したのが始まりである。主に国際通信サービス、国際電報、データセンター(TELEHOUSE)などのシステムインテグレーション、ANDROMEGAやGlobridgeなどの国際通信網を活用したICTインフラのコンサルティングおよび構築、運用、保守、現地通信サービス導入時のサポート、各種通信機器の提供、インターネットサービス、携帯電話の貸し出し、帰国時のサービス移行手続き、国際オペレーション通話、KDDIの海外におけるカスタマーセンター(ヘルプデスク)業務(日本語対応)などを行っている。(詳細:会社一覧 | KDDI Globalソリューション | 法人・ビジネス向け | KDDI株式会社

KDDIアメリカ
KDDIアメリカ(: KDDI America, Inc.)は、1989年6月29日に設立されたKDDIの米国法人である。電気通信業務を中心事業としている。ニューヨークマンハッタンに本社がある。なお、データセンター業務を担う子会社にTelehouse America社がある。
KDDIモバイル
KDDIモバイル: KDDI Mobile)は、KDDIアメリカのアラスカを除く米国内での携帯電話業務の商標である。在米日本人、並びに在米韓国人を主な対象者としている。
ローカス・コミュニケーションズ
ローカス・テレコミュニケーションズ(: Locus Telecommunications, LLC)は、「h2o Wireless」ブランドのMVNO。AT&Tモビリティのネットワークを使用する。主にメキシコなど中南米韓国フィリピンなどでサービスを提供している。2010年にKDDIアメリカが子会社化した。
KDDIヨーロッパ
英国を拠点とする現地法人。日本語、英語で通信サービス(ADSL インターネット、携帯電話、国際電話)を提供している。KDDIの欧州・アフリカの統括拠点である。関連会社に TELEHOUSE ヨーロッパ、スウィフトコール(英国内初の低価格総合通信会社)がある。
KDDIドイツ
KDDIドイツは、デュッセルドルフに本社を置く現地法人。日本語、ドイツ語で通信サービス(ADSL インターネット、携帯電話、国際電話)を提供している。
KDDIフランス
KDDIフランスは、パリに本社を置く現地法人。日本語、フランス語で通信サービス(ADSL インターネット、携帯電話、国際電話)を提供している。
KDDIイースタンヨーロッパ
ロシアを中心に東欧圏でのサービス提供を目的に設立(本社は英国ロンドン)。ロシアにサンクトペテルブルク支店(2006年8月開設)と、モスクワ支店(2008年7月開設)の営業拠点を有する。
KDDI中国
KDDI中国(北京凱迪迪愛通信技術有限公司、: KDDI China Corporation)は2001年10月19日、豊田通商との共同出資(KDDI 80%、豊田通商 20%)で設立。北京上海大連深圳広州などに事務所がある。
KDDI台湾
KDDI台湾(台灣凱訊電信股份有限公司)は、1999年12月24日に現地法人化されたKDDI全額出資の台湾法人。ITサポートサービスを主な事業としている。保守サービス、IT関連機器販売、事務所通信環境構築、PHS販売、ネットワークの構築、データセンター
KDDIシンガポール
KDDIシンガポールは、1989年9月28日に設立。なお、2008年10月に海外データセンターサービス子会社「TELEHOUSEシンガポール」が発足している。事業内容は通信サービス(通信設備ベース免許保有)、国際専用回線サービス(Globridge)、国際フレームリレー回線サービス、IP-VPNサービス、システムインテグレーション(SI)サービス、データセンターサービス
KDDI香港
KDDI香港(日本凱訊(香港)有限公司)は1988年、旧KDDの全額出資子会社として設立。国際電話やインターネットサービスを香港で手がけている。
KDDI・サミット・グローバル・ミャンマー
2014年、住友商事ミャンマー国営郵便・電気通信事業体と共同でKDDI・サミット・グローバル・ミャンマーを設立した(上記)。
KDDIタイランド
1999年3月に設立。タイ国内のネットワーク再販免許を所有した、KDDIのタイ現地事務所。事業内容はシステムインテグレーション、通信ネットワークサービス、データセンター、モバイルソリューションから成り立つ。
Mobicom Corporation
ニューコムグループ英語版住友グループとの合弁によりモビコムコーポレーション英語版設立。モンゴル国最大のMNOであり、2016年に買収した。

諸問題・不祥事など

顧客情報流出問題
2006年6月、KDDIが運営するインターネットプロバイダ「DION」(現・au one net)の保有する個人情報約40万人分が流出していることが判明した[94]。流出した個人情報が2人の男により5月末、KDDIに持ち込まれたことで流出が発覚。その後の調査や裁判の過程で、開発委託先の社員の手により2003年12月に流出したこと、KDDIの提供するネット決済代行サービスを利用する法人997社など他にも流出があったことなどが明らかにされた。2006年9月には総務省より個人情報の適正管理を徹底し、再発防止策を早急に実施するよう指導するよう行政指導が行われた。なおこの事件に対し、顧客への補償は行わないものとしている。
携帯電話基地局の電波と体調不良の因果関係が争われた裁判
宮崎県延岡市大貫町の住民が、携帯電話基地局から発せられる電波により健康被害を受けたとしてKDDIの操業停止を求めた裁判。2012年10月17日、宮崎地裁延岡支部は健康被害と基地局の因果関係を否定し原告側の請求を棄却した。原告は福岡高裁宮崎支部に控訴するも、2013年9月5日に結審し原告敗訴[95][96]
大規模通信障害(2012年 - 2013年)
2012年末から2013年5月にかけて重大な大規模な通信障害が続いた。これ以前にも2012年2月のKDDIに対する行政指導、さらに同3月の総点検の実施が行われていた。しかしその後も改善されず、さらにデータ通信のみならず音声通話にも支障が出たことや、ユーザーのアドレス帳が消える事態も生じていたことを問題視。総務省より文章での指導とあわせ点検の結果と再発防止策の取り組み報告、および報告後1年間は半年毎に進捗状況を報告するよう指導が行われた[97]
景品表示法違反
高速通信「4G LTE」サービス(最大75 Mbpsサービス)について、2012年後半より「4G LTE(iPhone 5含む)対応機種なら4G LTE」「受信最大75 Mbpsの超高速ネットワークを実人口カバー率96%に急速拡大。(2013年3月末予定)」と表示していた。しかし、iPhone 5で75 Mbpsサービスにて通信できる人口カバー率は、2013年3月末時点で96%どころか14%程度に過ぎなかった。2013年5月21日、消費者庁はこの事態を重く見て、景品表示法違反と認定。再発防止と誤りの周知徹底の指導が行われている[98]
オプション強制加入問題
2013年10月ごろより、契約時に本来任意であるはずの有料オプションへの加入を強制される実態が数多く報告された。また一部有料オプションについても解約方法が不明瞭との声も寄せられた。KDDIは、こうした販売方法は販売店側の判断によるものでKDDIの指示ではないと表明しており、同年10月28日の決算説明会ではこの指摘を把握しており今後は店頭に改善を指導していくとしている[99]
「nanapi」で一部の記事を非公開化
2016年秋に、DeNAのヘルスケア情報キュレーションサイト「WELQ」が、不適切な内容や不適切な引用で問題になり、他社のキュレーションサイトにも厳しい目が向けられるようになった。KDDIの子会社Supershipは12月8日、同社が運営するノウハウ共有サイト「nanapi」で、「内容の正確性をいま一度社内で精査し直す」ために、11月30日から一部の記事を順次非公開にしていることを明らかにした。対象となったのは「健康・医療」「美容」「育児・教育」などのカテゴリーの記事約1万4000件で、サイト全体の約10%に当たる[100]
また、ユーザーのツイートにより、ユーザーが制作したにもかかわらず、著者が「nanapi編集部」になっており、タイトルも勝手に変更されている記事があることが指摘され、12月15日ごろからネット上で話題になった。Supershipは「サービス運用上のミス」だったとして謝罪した。nanapiの記事を転載した美容情報サイト・LiRuとの間の記事の移行作業での不手際であったとしているが、記事のタイトルが変更されたこと、元のユーザーの記事が非公開になっていたことについては説明されていない[101]
社員自殺と残業代未払い問題
2019年3月に、社員4613人に対して未払いの残業代が計約6億7000万円あったと発表した。入社2年目の20代社員の自殺により判明した[102]。この問題に関連して、「日本を代表する企業が自らの不祥事を長年にわたり隠蔽してきた」として2019年の第8回ブラック企業大賞にノミネートされた[103]
香港での携帯番号管理
2021年4月、契約者のうち海外ローミングサービスを利用している消費者のデータの一部を、業務委託先の米国企業が保有する香港のサーバーで管理していた事が報じられた。KDDIは「昨今の香港を巡る政治情勢を踏まえ、国内を含む他の場所へのデータ移管を検討する」とした(移転時期は不明としている)[104][105]
大規模通信障害(2022年)
2022年7月2日の午前1時35分ごろから、KDDIが提供する携帯電話(au・UQ mobile・povo、並びにMVNOでKDDI回線を利用する携帯電話事業者=楽天モバイルなど)の通信サービスに障害が発生した。原因は同日未明から設備の機器障害でVoLTE交換機でのトラフィックの輻輳とされている。この大規模通信障害事故により、アメダスの観測や、ヤマト運輸などKDDIの業務用回線を利用する企業・団体のデータ送受信などにも支障をきたしたほか[106]、auショップなどのKDDI携帯電話取扱店でも、利用客らからの問い合わせや苦情が相次いだ[107]
なお、影響回線数は最大で3915万回線(個人・法人向けスマートフォン・携帯電話:約3580万回線、MVNO向け回線:約140万回線、IoT回線:約150万回線、ホームプラス電話回線:約45万回線)、法人では物流関連・自動車関連・気象関連・銀行関連・交通関連に影響が及び、同社史上最大規模の障害となった[108]
子会社での架空取引問題
2026年1月14日、子会社でインターネットサービスプロバイダのビッグローブと、その子会社のジー・プランの両社で、広告代理事業での架空取引問題(以下、「本件」という)が発覚した。KDDIは同日、取締役会を開き、外部の弁護士公認会計士で構成される特別調査委員会を設置することを決議。特別調査委員会はすぐさま本件に対する調査を開始した[109]

イメージキャラクター

提供番組

※2024年4月現在。

テレビ

現在固定スポンサーとして提供している番組はなし。2023年9月をもって全番組でスポンサーを降りた。同年10月よりスポットや不定期枠としてCMを出稿。

ラジオ

過去

テレビ

日本テレビ系列
テレビ朝日系列
TBS系列
フジテレビ系列

ラジオ

協力

テクノロジー

エンターテインメント

劇場型映画

アニメ映画

コンサート

ギャラリー

脚注

関連項目

外部リンク

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