空飛ぶ戦艦 From Wikipedia, the free encyclopedia 『空飛ぶ戦艦』(そらとぶせんかん)は、1966年に東宝が企画した特撮映画[出典 1]。諸般の事情で製作されずに終わった。 円谷英二がかねてから暖めていたアイデア「空中戦艦」をもとに関沢新一の書いたプロット集を経て、1966年には関沢による第1稿(全126ページ)まで製作が進行した[3]。共作は和田嘉訓だったが第2稿が存在せず、第1稿で製作が中止されたと考えられる。 ストーリー アマゾンに本拠地を持つ秘密結社「NOO」が、世界征服のために破壊工作を開始した。世界各地にNOOの潜水艦が現れる中、世間に認められないまま死んでいった科学者の娘が率いる国際連合宇宙海軍所属の万能戦艦「スーパーノア」は、NOOを迎え撃つ。 影響 「世界征服をたくらむ秘密結社を空飛ぶメカが迎え撃つ」というプロットは、後に円谷プロダクションが製作した特撮テレビドラマ『マイティジャック』に受け継がれた[出典 2]。また、すでに小松崎茂が轟天号に可変翼を追加したような空中戦艦「スーパーノア」のデザイン画を描いており[3]、成田亨が「空中戦艦」のデザイン画を描き起こしていた。大艦巨砲主義以降のミサイル万能主義時代の戦艦として、砲塔を廃したうえで艦橋も流線型化したデザインは、後に『ウルトラセブン』のウルトラホーク1号に流用されたほか[4][3]、『マイティジャック』のマイティ号にも流用されている[1]。 書籍『ゴジラ画報』では、映画『緯度0大作戦』についても本作品からの影響を指摘している[5]。 スタッフ 脚本 - 関沢新一、和田嘉訓 メカニックデザイン - 小松崎茂[出典 3]、成田亨[4] 予定されていたスタッフ 製作総指揮 - 田中友幸[4] 音楽 - 伊福部昭[要出典] 監督 - 本多猪四郎[4] 企画、特技監督 - 円谷英二[4] 脚注 [脚注の使い方] 出典 1 2 3 ゴジラ大全集 1994, p. 73, 「未発表企画あれこれ」 1 2 3 ゴジラ画報 1999, p. 115, 「special column1 幻の未撮影台本発掘シリーズ1 『空飛ぶ戦艦』(1966年10月企画)」 1 2 3 4 5 超常識 2016, pp. 232–233, 「Column 幻の東宝特撮映画を追え!」 1 2 3 4 5 6 7 未発表資料アーカイヴ 2010, p. 422, 中村哲「第3部 作品解説」 ↑ ゴジラ画報 1999, pp. 151–152 出典(リンク) ↑ [1][2][3] ↑ [2][4][3] ↑ [1][2][4] 参考文献 成田亨『成田亨画集 メカニック編』 朝日ソノラマ ISBN 978-4-25-703186-4 1984年 ヤマダマサミ『ゴジラ博物館 世界初のゴジラアイテム40年史・資料集成』 アスペクト ISBN 4-89366-295-3 1994年 『テレビマガジン特別編集 誕生40周年記念 ゴジラ大全集』構成・執筆:岩畠寿明(エープロダクション)、赤井政尚、講談社、1994年9月1日。ISBN 4-06-178417-X。 成田亨『特撮美術』 フィルムアート社 ISBN 978-4-84-599658-2 1996年 『ゴジラ画報 東宝幻想映画半世紀の歩み』(第3版)竹書房、1999年12月24日(原著1993年12月21日)。ISBN 4-8124-0581-5。 木原浩勝、清水俊文、中村哲 編『「ゴジラ」東宝特撮未発表資料アーカイヴ プロデューサー・田中友幸とその時代』角川書店、2010年3月31日。ISBN 978-4-04-854465-8。 『ゴジラの超常識』[協力]東宝、双葉社、2016年7月24日(原著2014年7月6日)。ISBN 978-4-575-31156-3。 この項目は、映画に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:映画/PJ映画)。表示編集 Related Articles