竜機神

From Wikipedia, the free encyclopedia

竜機神(ドラグーン)は、榊一郎の小説『スクラップド・プリンセス』に登場する架空の兵器。

小説版では西洋竜の姿でアニメ版では東洋龍のデザインで登場するなど、設定に多少の違いがあるが、以下は小説版の内容を基本とする。

「最後の魔獣」とも評される、約5000年前、人類側の対〈HI〉(異種知性体:Heterogenous Intelligence)戦闘を担っていたブラウニン機関に作られた「汎環境邀撃型自由塑形兵器」(All Round Free Forming Intercepter)の4番目のモデル(M4)。「All Round Free Forming Intercepter」の頭文字をとって「ARFFI」(アーフィ)と呼称されるシリーズの一部である。

狂竜(ラピッド・ドラゴン)事件
当初200体が作られたが、自己進化型のAIが自らの強大な能力の負荷に耐え切れず暴走し、人類社会に多大な被害を与える。これが、「狂竜(ラピッド・ドラゴン)事件」である。しかし、暴走を免れた一部の〈竜機神〉(ドラグーン)が事件の収拾に成功した。
以後、暴走を免れた26体の〈竜機神(ドラグーン)〉にはアルファベットを頭文字とする名前と番号が与えられるようになる。なお、暴走を免れた個体は全て人間に近い思考形態を形成していた。
この事件後、残った全機にセキュリティ対策の改良(〈竜騎士〉(Dナイト)システムの搭載)が施され、この改良が施されたものは〈インプルーブド・ドラグーン〉と呼称される。開発当初は、無人機として運用される予定であった。

機体能力

形相干渉能力
人類側の切り札として作られたこともあり、その能力は強大無比。物質を分子レベルから自由自在に操る「形相干渉能力」をもち、攻撃対象を分子レベルで崩壊させることができる。その攻撃力は、最大出力ならば小惑星を消滅させることも可能であり、能力の性質上物理的な強度を無視して効果を発揮できる。
また、形相干渉能力を用いて、自身を瞬時に修復したり、食料等を生成することも可能であり、どんな物質でも作り出せる他、人格データから人間を丸ごと復元することも可能。加えて、現実空間とは相を異にする「異相空間」への潜行能力をもち、空間を跳躍して知覚可能外からの攻撃(知覚外攻撃)(スニークアタック)を行ったり、相手の攻撃を避けることもできる。これらの能力を用いることで、一定領域の空間を強制的に収縮させて対象を空間ごと破砕する空間爆縮攻撃が可能となる。
攻撃兵装
接近戦で形相干渉能力を相手に直接行使するための兵装であるトランスミッターソード、反物質に近い性質をもつ鏡像物質弾を装備する。ただし、「狂竜事件」の反省を踏まえ、主である〈竜騎士〉なしでは機能の極一部しか使うことができず、人間を攻撃することはできないよう設定されている。
超早期警戒ネットワークシステム
本編で使用されることはなかったが、創世戦争(対〈HI〉戦争)中は予知能力者と大型人工知能を組み合わせた超早期警戒ネットワークシステム(〈P(予言:Prophecy)システム〉)を用いて、未来予測による攻撃・防御を行うことも可能だった。

個体差

〈竜機神〉の各個体について

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI