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第8軍 (アメリカ軍)

アメリカ陸軍の部隊(第二次大戦後は日本へ進駐、その後は在韓米軍を構成) From Wikipedia, the free encyclopedia

第8軍(だいはちぐん、U.S. Eighth Army)は、アメリカ陸軍の部隊の一つであり、在韓米軍の陸上戦力を構成している。朝鮮戦争以降、韓国に駐留している。

概要 創設, 所属政体 ...
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概要

軍司令部は2017年7月から平沢市のハンフリーズ基地に駐在する[1]。司令官は米韓連合軍司令部参謀長を兼任する。主力部隊はソウル南方の平沢に配備された第2歩兵師団である。2018年現在では在韓米軍の改編が進行中であり、ハンフリーズ基地へ移転するまで司令部が駐在していた ソウル特別市龍山基地も韓国への返還が決定している。

また、2015年12月には韓国側へ戦時作戦統制権を移管予定であったことに伴い、第8軍司令部はハワイにあるアメリカ太平洋陸軍司令部への統合も検討されていたが、戦時作戦統制権移管は2020年代半ばまで延期することを米韓は2014年に合意した[2]。

歴史

第二次世界大戦中の1944年6月10日、ロバート・アイケルバーガー中将指揮下に編成された。戦域への投入は、1944年9月のことであり、北部ニューギニアやアドミラルティ諸島において、第6軍と交代し、警備任務についた。12月にはレイテ島へ移動し、1945年1月に傘下の第11軍団(英語版)がルソン島で戦闘を行っている。その後、終戦までフィリピンで掃討作戦を行っている。

ダウンフォール作戦に投入される予定であったが、その前に日本が降伏したため、占領任務に用いられた。日本へは1945年8月30日に到着を開始し、司令部を横浜市(横浜税関本庁舎)に設置した。 同年9月8日、第8軍第一騎兵師団がジープを連ねて東京に進駐を開始[3]。アメリカ軍による占領を象徴する出来事となった。

当初、糸魚川と小田原を結ぶ線以西の西日本を第6軍、東日本を第8軍が担任することになっており、第8軍は東日本に進駐したが、日本占領が円滑に進んだこと、第8軍より早期に創設された第6軍に復員得点の溜まっている部隊が多かったこと等から、第6軍が撤退して第8軍が西日本を含めた日本占領の主力となり、日本に駐留する全米陸軍部隊を統括した。

しかし、日本占領の安定化やアメリカの戦時体制の解除に伴って第8軍も急速に復員が進み、1945年末には約24万人を数えた兵力も、わずか1年後の1946年末には約5万8千人となり、さらに1948年4月末には約4万5千人となっていた。

また、韓国の独立により朝鮮半島南部に進駐していた米第24軍団も復員したことから、極東における唯一の米陸軍部隊となっていたため、朝鮮戦争勃発にあたっては米軍の主力として投入され、以後朝鮮半島(韓国)に駐留を続けている。

軍司令官

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写真 氏名 勤続期間
ロバート・アイケルバーガー中将 1944年1月1日 - 1948年8月4日
ウォルトン・ウォーカー中将 1948年8月4日 - 1950年12月23日
フランク・W・ミルバーン(英語版)中将(代行) 1950年12月24日 - 1950年12月25日
マシュー・リッジウェイ大将 1950年12月25日 - 1951年
ジェームズ・ヴァン・フリート大将 1951年 - 1953年2月11日
マクスウェル・D・テイラー大将 1953年 - 1955年
ライマン・レムニッツァー大将 1955年3月 - 1957年
アイザック・ホワイト(英語版)大将 1957年 - 1959年
カーター・B・マグルーダー(英語版)大将 1961年 - 1963年
ハミルトン・H・ハウズ大将 1963年8月1日 - 1965年6月15日
ドワイト・E・ビーチ(英語版)大将 1965年 - 1966年
チャールズ・H・ボーンスティール3世大将 1966年 - 1969年
ジョン・H・マイケレス大将 1969年 - 1972年
ジョン・ヴェッシー・ジュニア大将 1976年 - 1978年11月6日
ジョン・A・ウィッカム大将 1979年 - 1982年
ロバート・W・セネワルド(英語版)大将 1982年 - 1984年
ウィリアム・J・リブジー(英語版)大将 1984年6月1日 - 1987年7月25日
ルイス・C・メネトリー(英語版)大将 1987年6月25日 - 1990年6月26日
ロバート・R・リズカシー(英語版)大将 1990年6月26日 - 1992年
エドウィン・H・バーバ・ジュニア(英語版)大将 1992年 - 1993年
チャールズ・C・キャンベル(英語版)中将 2002年12月6日 - 2006年4月10日
デイヴィッド・P・ヴァルコート(英語版)中将 2006年4月11日 - 2008年2月17日
ジョセフ・フィル(英語版)少将
Joseph Fil
2008年2月18日 - 2010年11月19日
ジョン・D・ジョンソン(英語版)中将
John D. Johnson
2010年11月9日 - 2013年6月26日
バーナード・S・シャンプー中将
Bernard S. Champoux
2013年6月27日 - 2016年2月2日
トーマス・S・ヴァンダル中将
Thomas S. Vandal
2016年2月2日 - 2018年1月
マイケル・A・ビルズ(英語版)中将
Michael A. Bills
2018年1月 - 2020年10月
ウィラード・バーレソン(英語版)中将
Willard Burleson
2020年10月 - 2024年4月
クリストファー・ラニーヴ(英語版)中将
Christopher LaNeve
2024年4月 - 2025年4月
D・ジーン・クロケット准将
D. Sean Crockett
(代行)
2025年4月 - 2025年8月
ウィリアム・D・テイラー(英語版)中将
William D. "Hank" Taylor
(代行)
2025年8月 - 2025年10月
ジョセフ・E・ヒルバート中将
Joseph “Joe” E. Hilbert
2025年10月 - 現職
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編成

第8軍の組織図
  • 第2歩兵師団「インディアン・ヘッド」
  • 第19戦域支援集団(19th Expeditionary Sustainment Command)
  • 第1通信旅団(英語版)
  • 第35高射砲旅団(英語版)
  • 第65医療旅団(英語版)
  • 第501軍事情報旅団(英語版)
  • 韓国勤務団大隊(英語版)
  • 国連軍司令部付共同警備区域保安大隊(UNC Security Battalion-Joint Security Area)
  • 第4-58飛行場業務大隊(4-58th Airfield Operations Battalion)
  • 在韓野戦事務局(Korea Field Office)
  • 第175財務管理センター(175th Financial Management Center)
  • 在韓統合軍業務隊(Joint U.S. Military Affairs Group-Korea)
  • 陸軍工兵隊極東管区(U.S. Army Corps of Engineers Far East District)
  • 第8軍下士官学校(Eighth Army Noncommissioned Officers Academy)
  • 第8軍軍楽隊(Eighth Army Band)
  • 第8軍本部および本部付大隊(Headquarters and Headquarters Battalion, Eighth Army)
  • 在韓陸軍特殊作戦部隊連絡班(Army Special Operations Forces Liaison Element-Korea, ALE-K)
  • 在韓訓練支援隊(Training Support Activity Korea)

脚注

関連項目

外部リンク

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